世の中には妊娠しやすい女性と妊娠しにくい女性がいます。
両者の違いは様々ですが、一つに痩せすぎかどうかが関係しています。
「痩せすぎだと妊娠できない」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回はガリガリ女性が妊娠しにくい理由を紹介します。
痩せすぎだと妊娠できない?ガリガリ女性が妊娠しにくい理由
痩せ型の女性は適正体重の人に比べて数倍妊娠しにくいと言われています。
一体なぜなのでしょうか?
主に以下の理由があります。
栄養不足
痩せ型の場合、栄養が不足しがちになります。
すると体は生命を維持することを優先して栄養を使います。
つまり、生命維持に必要のない卵巣や子宮の働きを止めます。
生殖活動に関わることは後回しになるんですね。
こうなると生理不順が起こりやすくなります。
人によっては半年以上こない人もいるそうです。
生理は妊娠・出産ができる体であることの証明。
つまり、痩せすぎで栄養不足だと体が妊娠できる準備が出来てないということが言えます。
体が冷えやすい
痩せ型女性は筋肉不足や血行不良で体が冷えやすい人が多いです。
体が冷えると血液の循環が悪くなります。
子宮や卵巣に栄養を運ぶのは血液なので、
生殖機能が弱まりがちになります。
冷たい物の暴飲暴食で腸が冷えすぎないように注意しましょう。
また冷え性改善には筋トレや有酸素運動がおすすめです。
体脂肪がない
脂肪は赤ちゃんを守るために重要な役割を担います。
また栄養を与えるためにも脂肪は大切です。
体脂肪率が高すぎるのも良くないですが、低すぎるのも妊娠しにくい体になります。
女性に求められる体脂肪率についてはこちらにまとめています。
BMI18.5以上を目指す
妊娠に適した体重を知るためにBMIは一つの指標になります。
BMIの計算式
BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}
健康な子供を生むためには22前後が望ましいと言われています。
最低でも18.5以上は欲しいですね。
18.5以下は判定基準だと痩せ型に分類され妊娠が難しくなります。
計算してみて18.5以下の人は摂取カロリーを増やして体重を増やしましょう。
19~21の人もできるだけ22に近づけることをおすすめします。
バランスの良い食事を取る
まだ妊娠する予定がない人も妊娠前から太る努力をすることをおすすめします。
太る努力といってもドーナツやラーメンなど高カロリーなものをドカ食いする必要はありません。
痩せ型女性が太るためにはバランスの良い食事が求められます。
米(パン、麺)、肉、魚、卵、乳製品、大豆類、野菜、海藻類、果物
これらのバランスを意識したいですね。
まとめ
栄養不足、体が冷えやすい、体脂肪がないなど体が妊娠をできる準備ができていない
妊娠するにはBMI22前後が理想
バランスの良い食事で健康的に太る
痩せ型の場合、たとえ妊娠できたとしても生まれてくる子供に悪影響を与える可能性があります。
子供に辛い思いをさせないためにも妊娠前からできることをやっていきましょう。
痩せすぎの出産のリスクはこちらにまとめています。
⇒痩せすぎ女性の出産のリスクとは?子供に悪影響を与える可能性も
最後までご覧いただきありがとうございました。