ガリガリに起こりやすい症状として冷え性があります。
冷え性になると肩こりや頭痛など体に悪影響が出てきます。
痩せていると冷え性になるのは身体的な特徴や日頃の生活習慣など様々です。
今回はガリガリが冷え性になる原因について書きたいと思います。
目次
冷え性の原因① 栄養不足
ガリガリの人は少食だったり、欠食することが多いですがこういった食事量の少なさが栄養不足に繋がります。
栄養不足になると貧血を引き起こしやすくなります。
特に痩せすぎの人は貧血になる人が多いです。
貧血になると血流が悪化し温かい血を全身に送ることができないので、冷え性を引き起こしやすくなります。
冷え性対策としては炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルを意識した栄養バランスの良い食事が求められます。
これに加えて鉄分やビタミンEを意識すると冷え性が改善されやすくなります。
⇒貧血は鉄分とタンパク質不足が原因!痩せすぎに起こる症状とは?
冷え性の原因② 運動不足
社会人になると運動をする機会は減少していきます。
特にデスクワークの人は体を動かすことがあまりないと思います。
ですが、運動不足は冷え性の悪化を招きやすいです。
血液を全身に送るのは心臓だけではありません。
筋肉にも同じ働きがあり筋肉を動かすことで血液の巡りは良くなります。
そして人間の筋肉は「下半身が6~7割」と言われています。
心臓から送り出される血液は足の筋肉をポンプにして心臓に送り返すんですね。
そのため日頃から運動をしていないと筋肉が凝り固まって血液の巡りが悪くなります。
別にハードな運動をする必要はありません。
誰でも気軽にできる有酸素運動がおすすめです。
⇒ガリガリがランニングしても大丈夫?おすすめの時間帯を紹介!
冷え性の原因③ 喫煙
タバコを吸うと血管が収縮して血行が悪くなります。
また基礎代謝が低下するため冷え性に繋がりやすいです。
冷え性の原因④ ストレス
ストレスも冷え性の原因になります。
ストレスを感じると交感神経が活発に働きますが、
この時血管が収縮されるため血流が低下し、身体の冷えを感じやすくなります。
ストレスは自分が自覚していなくても体が感じていることがあります。
集中できなくなったり、寝付きが悪い場合はストレスを抱えている可能性もあります。
ストレスは仕事、育児、人間関係など様々な要因があります。
なので、ストレスを完全になくすことはできませんが、自分だけの時間を持つなどして気持ちをリフレッシュする機会を作るようにすると良いですね。
冷え性の原因⑤ お風呂はシャワーだけ
お風呂はしっかり湯船に浸かるのがおすすめです。
シャワーだけだと身体の芯まで温まることができずに冷えやすくなります。
湯船に浸かる時は38~40℃が良いとされています。
熱すぎると交感神経を刺激して血管を収縮させやすくします。
冷え性を解消しようとして熱めの温度で入ることはかえって逆効果になってしまうんですね。
冷え性の原因⑥ 寝不足
寝不足は単純な睡眠時間の短さに限らず、睡眠の質が悪い場合も寝不足と言えます。
質の良い睡眠を取れないと血の巡りが悪くなり冷え性の原因になります。
また冷え性の症状として寝不足が現れていることもあります。
睡眠には自律神経が大きく関係しています。
通常、寝る前は交感神経よりも副交感神経が優位になり身体が睡眠モードに入ります。
ですが、寝不足の人は寝る直前まで交感神経が活発でなかなか寝付けない。
また寝れたとしても眠りが浅い人が多いです。
なので、寝る前はしっかりリラックスして副交感神経を優位にさせる必要があります。
睡眠の質を高める方法についてはこちらにまとめています。
冷え性の原因⑦ 筋力不足
筋肉は発熱作用があり、筋肉が多いほど熱を発するので体が温かくなります。
冬に半袖で街を歩く欧米人をよく見かけますが、筋肉が発達しているので寒さに強いんですね。
しかし、ガリガリの人は筋肉が不足している人が圧倒的に多いです。
そのため体が冷えやすくなります。
しかも筋肉は加齢によってどんどん衰えていくので、
年を取れば取るほど冷え性に悩まされやすいです。
ただし、一方で筋肉は筋トレをすれば何歳からでもつけていくことができるのでしっかり鍛えて冷え性対策をしましょう。
特に太ももとふくらはぎの筋肉が冷え性に効きます。
⇒太ももを太くする方法!女性におすすめの食べ物と筋トレはこれ!
まとめ
今回紹介した通り冷え性は様々な原因がきっかけで起こります。
当然これらが複合して起きていることもあります。
まずは冷え性の原因は何なのか知ることで改善の糸口を掴むことができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
痩せすぎで太りたい人は病院の何科に行くべき?タイプ別で紹介!