太ろうとして頑張って食べ過ぎると下痢をしてしまう。
そんな悩みを抱えている痩せ型の人は多いのではないでしょうか。
僕も以前は食後の下痢に悩んでいました。
しかし、自分の食生活を見直すことでなぜ下痢になっていたのか分かることができました。
今回は食べ過ぎで下痢になると太れないのか、下痢になる原因について書きたいと思います。
目次
食べ過ぎで下痢になると太らない?
頑張ってたくさん食べても下痢になれば太ることはできないのでしょうか?
これに関しては個人差があると思います。
実際僕が太ろうしていた頃、夕食はこれでもかと食べるようにしていました。
そして毎日と言っても過言ではないくらい下痢をしていました。笑
しかし、それでも毎日着実に体重を増やしていくことができました。
食べた物がすぐ下痢になるわけではない
食べ過ぎで下痢をした場合、今食べたものが下痢として出てしまったと思う人は多いと思います。
しかし、基本的に食べた物がすぐに下痢になるということはまずありえません。
食べ物が体内に入ると消化器官(食道、胃、腸など)で消化・吸収を行って残りのカスが便になります。
この便になるまでには数十時間はかかります。
つまり、食べ過ぎで下痢をした時は昨日より以前の便が出ているということです。
そして下痢になったからといって栄養を吸収できていないとは限らないです。
小腸で栄養素(カロリーの元)が吸収された後に便になり大腸を流れます。
下痢になってもその前に小腸で栄養が吸収されているのです。
なので、下痢になれば一概に太らないとは言い切れません。
とは言っても、効率的に太れているかと言えばそうとも言えません。
やはり下痢が頻繁に続く場合はそれなりの対応が必要になってきます。
下痢になる原因と太るための方法
下痢が続く場合、効率的に太るためには何をすれば良いのでしょうか?
なぜいつもたくさん食べると下痢になるのか、自分の食生活を見直してみたところ僕の場合は以下の点が良くないことがわかりました。
消化に悪い物を食べ過ぎていた
太ろうとしていた当初は揚げ物、ラーメン、ケーキ、焼肉などとにかくカロリーの高い物を選んで食べていました。
しかし、これらは消化に時間のかかるものばかりで胃に大きな負担をかけていました。
その結果、消化不良になって下痢になってしまうというパターンですね。
基本的にバランスの良い食事を心掛けながら食事量を増やしていく方がより効率的に太ることができました。
健康面を考えても断然おすすめですね。
冷たい物を飲みすぎ
冷たい飲み物を飲むと腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になります。
蠕動運動とは腸に溜まった便を排泄しようとする動きのことです。
またこの過程で便の水分を吸収し固める役割もあります。
しかし、冷たい飲み物を飲み過ぎて蠕動運動が活発になりすぎると便の水分を十分に吸収できないまま排泄することになってしまいます。
通常の便の水分量は50~70%程度ですが、下痢になると90%以上になってしまっているそうです。
これが、下痢が起こる原因です。
この他に胃腸が冷えやされたことで血行不良・消化機能低下によって下痢を引き起こしやすくしたことも考えられます。
僕はいつも食事中、コップに大量の氷を入れてお茶を飲んでいたんですね。
しかも時間短縮のために食べ物をお茶で流し込むようにしていたので水分量もかなり多かったです。
1回で500ml~1Lは飲んでいたのではないかと思います。笑
これでは腸がビックリして蠕動運動が活発になりすぎてしまいます。
1食につきコップ一杯分を常温で飲むようにすると良いですね。
胃腸が弱く酵素量が少ない
生まれつき痩せ型体質の人は体質的に胃腸が弱い人が多いです。
そして食べ物を分解・消化する酵素量が少ない傾向にあります。
そのため一度に食べ過ぎると未消化の状態になり、
- 栄養として吸収できない
- 胃もたれや下痢を引き起こしやすくなる
などの悪影響が出ます。
まとめ
食べ過ぎで下痢になると必ずしも太らないわけではないが効率的には太りにくい
消化に悪い物と冷たい飲み物などの暴飲暴食を控える
この他、ストレスによって胃腸が弱まり、消化の働きが悪くなることもあります。
ストレスを抱えやすい人は適度にストレスを解消する必要があります。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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