痩せ型の人がたくさん食べることはかなり大変な作業です。
「今日こそはいっぱい食べようと思っても食欲がわかず結局食べられなかった」という毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
食べることは肉体的に辛いですし、食べられないのは精神的に辛いので八方塞がりのような状態ですね。
痩せ型の人は食欲がわきにくい傾向にあるので食欲がわくコツを抑えて、食べられないを克服していく必要があります。
目次
食欲がない原因
まずはなぜ食欲がないのか見ていきましょう。
食欲がない原因は人それぞれですが、以下のパターンが考えられます。
- 生活習慣の乱れ
- 運動不足
- ストレス
- 胃の調子が悪い
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは自律神経の乱れを招き食欲が低下しやすくなります。
就寝時間をなるべく一定にして自律神経を安定させる必要があります。
運動不足
社会人に多いのが運動不足です。
運動不足は胃腸の働きを悪くし食べ物を受けつけにくくなります。
また活動量が減りエネルギーを使用しなくなるので「あまり食べなくてもいいや」と体が判断します。
すると食欲がわきにくくなります。
激しい運動をする必要はありませんが、散歩やジョギングは適度にやった方が良いでしょう。
ストレス
過度なストレスは食欲不振を招きます。
人間関係や将来への不安などで悩んでいる時や大事なプレゼンや試験など緊張して張り詰めている時ほど食欲は湧きづらいものです。
瞑想を習慣に取り入れると心を落ち着かせることができるのでおすすめです。
胃の調子が悪い
胃もたれや慢性胃炎など胃が不調であれば食欲は低下します。
痩せ型に多い胃下垂もそうですね。
胃下垂になると著しく消化機能が低下し食べ物が胃に残りやすくなります。
胃の調子が悪いなという人は一度病院で診てもらうことをおすすめします。
原因がわかれば対策もしやすくなりますし、胃が正常に戻ることで食事量が増える方は多くいます。
食べられないを克服するコツ
前述した食欲がない原因を正すことが最優先ですが、この他に食欲を引き出すちょっとしたテクニックをいくつか紹介したいと思います。
食べられない改善の参考にしてみて下さい。
好きな物を食べる
まずは自分が好きな物をひたすら食べてみましょう。
僕もそうだったのですが痩せ型の人の多くは食事を作業と捉えがちです。
でも自分の好物を食べる時間は楽しいと感じやすいです。
この時大切なのは無理に食べる必要はないということです。
「残さず食べなきゃ」という固定概念は食事をつまらなくする要因です。
美味しく食べることにまずは意識を集中させると食事が楽しくなってくると思います。
おかずのバリエーションを増やす
おかずを増やすと色んな味を楽しむことができます。
牛丼屋で牛丼しか頼まないと途中で飽きてきませんか?
同じ味をずっと食べ続けるとどうしても食べることに飽きて食欲がなくなります。
おかずが多いということは栄養バランスも自然とよくなるので健康的にもおすすめです。
食欲を増進させる食べ物を取り入れる
クエン酸や辛味成分などを体内に取り込むことで唾液や胃酸が分泌され食欲がわいてきます。
食欲増進に繋がる食べ物には梅干し、あんず、生姜、唐辛子、わさび、山椒、酢、パイナップル、イチゴ、キウイ、トマトなどがあります。
僕は食欲がない時はまず梅干しから食べるようにしています。
できたてホヤホヤを食べる
作り置きしたものをレンジで再加熱するよりもできたての方が断然美味しいです。
美味しく食べれる方が食事も進むので極力できたてを食べるようにしましょう。
食事のスピードを上げる
食べ始めてから20~25分経過すると満腹感を感じやすくなります。
なので、それまでに食事を終わらせるつもりで早く食べましょう。
人と話したり、テレビや携帯を見ながら食べるとどうしても遅くなります。
食べる時は静かなところで意識を食事に集中させると良いです。
咀嚼しすぎない
過度に咀嚼しすぎると脳が満腹感を感じやすくなってしまいます。
ある程度は噛まないと消化に悪いので適度なタイミングで飲み込むようにします。
食べ物がドロドロし始めた時がタイミングとしてはいいですね。
やはりテレビや携帯を見ながらだとつい噛む時間が長くなるので注意しましょう。
食物繊維は終盤に食べる
食物繊維は健康を維持するために欠かせないものですが、満腹感を感じやすくしてしまいます。
なので、食事の終盤に食べたほうが満腹感を感じにくくなります。
食物繊維は野菜やイモ類、豆類、海藻類に豊富にあります。
具体的にはひじき、きくらげ、ごぼう、パセリ、かんてん、いんげん豆、おからなどですね。
卵かけご飯で流し込む
僕がよくやる方法なのですが、食事の最後は卵かけご飯で締めるようにしています。
卵かけご飯は多少お腹いっぱいでも流し込めるのでかなりおすすめです。
小分けにして食べる
一度にたくさん食べられない人は1日3食という食生活を変えてみましょう。
食欲がないと悩んでいる人はたくさんの料理を前にした時に嫌な感覚を覚えてしまっているかもしれません。
食べることを修行のように感じている人もいるでしょう。
なので、1回の食事を満腹にならない程度に収めて1日5~6回食べるようにします。
1回の食事量が少ないことで気が滅入ることもないですし楽しく食べることができます。
ただし、その分食事の時間を頻繁に確保する必要があるので忙しい人には不向きな方法になります。
忙しい人は1日3食を頑張って食べつつ間食を挟むと良いです。
食物酵素を摂る
食物酵素には栄養の吸収率を高める効果があります。
痩せ型の人は食べ物を吸収する力が弱いので食物酵素を意識すると良いです。
食物酵素の代表例は納豆。
先程の卵かけご飯と一緒に食べるのが僕のおすすめです。
まとめ
太りたい人はまず食欲がない原因を知る必要があります。
日常生活を振り返ってみると意外と食欲がない理由を自分で作ってしまっているものです。
そして毎日ご飯を1杯多く食べてみるのもおすすめです。
最初は辛いですが段々と習慣になっていき、いつの間にか食事量が増えていきます。
少しずつでいいので食事量を増やせるように頑張っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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