「太りたいけど何をやっても太れない…」
という人の中には、断食を検討している人もいると思います。
でも、断食は痩せたい人がするイメージが強く、太りたい人にはどんな効果があるのかイマイチ分からないですよね?
そこで、今回は太りたい人が断食で得られる効果やどういった人におすすめなのかを紹介していきます。
目次
痩せ型の人が断食で得られる効果
太りたい人が断食をするメリットは、胃腸が綺麗になることで栄養吸収力が上がる点です。
人間は食べた物を消化吸収することで栄養を補給しています。
つまり、人並みに食べても太れない場合、消化吸収の役割を担う消化管(胃や腸など)に何か問題があることが考えられます。
しかし、自力で治す時間を当てる間もなく、次々に食べ物を送り続けると、常に消化の活動を続けなければならず、問題の改善が先延ばしになってしまいます。
よって、断食することで消化管の不調が回復され、消化機能が正常になって太りやすくなる可能性があります。
また、暫く食べ物を入れないことで、体は危機を感じて、栄養をたくさん吸収しようと働きます。
また同じ状況が来る場合に備えて、エネルギーの代わりになる脂肪を蓄えようとするんですね。
断食はダイエットの手法としても使われますが、断食後の栄養吸収力が高まった状態で食べ過ぎてしまうことで、リバウンドする人も多いのです。
断食をおすすめできる人とできない人の違い
断食に効果があるとはいえ、痩せ型の人が全員断食の恩恵を受けれるわけではありません。
体質によって合う・合わないがあり、何も食べないことで体調を崩してしまう可能性もあります。
断食をおすすめできる人としては、人並み以上に食べている場合。
たくさん食べても太れない場合は、消化機能が弱っている可能性が高く、断食することで回復するかもしれません。
一方で、少食で食べる量が少ない人には断食をおすすめしません。
何故かと言うと、食べられる量が少なければ、栄養吸収力の低さに関係なく太ることができないからです。
私がまだ少食で太れなかった頃に断食をしたことがあるのですが、むしろ食事量が減ってしまい、体重を戻すのに大変苦労した記憶があります。
胃が余計に小さくなって、食べられない感覚でした。
生まれつき少食な人が断食によって急激に食事量が増える事は考えにくいです。
少しずつ食べる量を増やして、胃を慣らしていく方がよっぽど大切だと思います。
とはいえ、これも体質によりけりで、少食でも断食の効果を得られる可能性もあります。
なので、一概には言えないのですが、個人的にはおすすめしません。
断食する際の注意点
断食をする際の注意点をいくつか紹介します。
長い期間はやらない
長期間の断食は危険も多く、専門の知識が求められますし、そもそも太る目的としては適していません。
太りたい場合は1日だけの断食が効果的と言えます。
頻度は多くしない
断食することの達成感から頻繁に断食を繰り返すようになる人もいますが、太りたい人がそう何度も断食をするものではありません。
頻度が多くなると、それだけ回復食にも気を使う必要がありますし、ある程度の筋肉量も求められます。
太りたい人の場合は、3ヶ月や半年に1回、休日を使ってやる程度で十分だと思います。
水分はしっかり摂取する
何も食べないとはいえ、水分補給は欠かせません。
人間の半分以上は水でできているとよく言われますが、我々は食べ物に含まれる水分からも水を補給しています。
そのため、こまめな水分補給で体に水を与える必要があります。
水を飲むことで、体内の毒素が外に出されやすくなるのもメリットです。
断食後の食事
断食後の食事はできるだけ消化に良いものを食べるようにしましょう。
断食を頑張ったご褒美に揚げ物や脂身の多い肉を食べると、胃腸がびっくりして処理できず、下痢が起きやすいです。
甘い食べ物・飲み物も血糖値を急激に高めてしまうため要注意。
まずはお粥やサラダ、漬物などを中心に食べていき、少しずつ食べる量を増やしていくと良いですね。
まとめ
断食をすることで太りやすくなる人もいれば、痩せやすくなる人もいます。
絶対に太れるものでもないので、まずは断食が自分の体質に合っているか試してみると良いでしょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
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