皆さんは朝ごはんを食べていますか?
1日をエネルギッシュに過ごすために重要と言われていますが、食欲がわかなくてほとんど食べないという人はきっと多いと思います。
しかし、朝ごはんを抜いてしまうと太りやすい人はますます太りやすく、痩せやすい人はますます痩せやすい状態になります。
では、一体どうすればよいのでしょうか?
朝食欲がない理由と原因
朝食を食べない人の中には昼まで何も食べないという人もいるかもしれません。
しかし、これは昨晩から翌日の昼まで何も食べない状態を意味します。
長時間、胃が空っぽになると胃酸の分泌が増えて、胃の粘膜が荒れやすくなります。
僕も朝食を何も食べていなかった時は、体重は増えないし、胃痛に悩まされるなど散々な思いをしてきました。
では、昼食と夕食はお腹が空いてしっかり食べられるのに、なぜ寝起きは食べられないのでしょうか。
お腹が空かない理由としては以下の要因が関係しています。
寝る前の食べすぎ
寝る前に食べ過ぎると翌日の食欲にも影響が出ます。
寝る直前に食べると胃腸は寝ている間に消化活動を行うことになります。
この結果、胃腸は疲れた状態で1日を迎えることになります。
また睡眠中に体を横にした際に食べたものが逆流しやすくなってしまいます。
胃酸が食道に流れ込むことで、ムカムカや吐き気を感じやすくなります。
これらの要因が合わさり、目覚めた時に食事が喉を通らない状態になってしまいます。
我々と一緒で胃腸も遅くまで残業すれば必ず次の日にそのシワ寄せがやってきます。
夜遅くにお菓子やカップ麺などをつい食べすぎないように注意しましょう。
基本的に寝る2時間前くらいには食事を終わらせて寝るまで安静に過ごすのが良いですね。
また仕事や受験勉強の関係で夕食がどうしても寝る前になってしまう場合はうどんや野菜など消化に良いものを食べるようにしましょう。
その分、夕方の間食を多めに取っておくと良いと思います。
寝不足
朝ごはんを食べられないという人の多くは家を出る直前まで寝てしまっていることが原因です。
遅くまで夜更かしして、寝不足になると起きた時に食欲よりも睡眠欲が勝ってしまいます。
そのため、家を出るギリギリまで寝てしまったり、起きられても食事の時間を十分確保できないためあまり食べることができません。
あと何分で家を出なければという切羽詰まった状態が続くと、食べても美味しさも感じないです。
そうして食事に対する意欲が段々失われていきます。
夜はついゲームをしてしまう、バラエティ番組を見てしまうという人は夜更かししやすい傾向にあります。
そこで、早寝早起きを心がけ、朝型の生活に変えることで、食事の時間をしっかり取れるようにすると良いですね。
まずは「いつもよりも1時間早く寝て起きる」ことから始めてみましょう。
そしてシャワーを浴びたり、散歩をしたりしてゆっくり過ごしていれば自然とお腹が空いて美味しく味わうことができます。
僕は家を出る2時間前に起床するようにしています。
20分もすればお腹が空いてきて、結構な量を食べることが出来ています。
朝食を食べる習慣がない
「継続は力なり」なんてよく言いますが、これは朝食にも当てはまります。
食べる習慣がなければ、寝起きになかなかお腹は空かないです。
一定期間、継続して食べ続けるとリズムが生まれて、朝食を受け入れる身体になっていきます。
僕も食べ始めた当初は胃がもたれて気分が悪くなっていましたが、不思議なもので習慣づくと食べるのが当たり前になってきました。
そして今では朝ごはんをしっかり取らないと落ち着かないようになっています。
とはいえ、今まで食べていない場合、急にはたくさん食べられないです。
その場合は小分けにして食べる方法がおすすめです。
まずはバナナやサラダなど家で食べられる物を軽く食べてから、
パンやおにぎりなど学校・会社で食べられる物を食べるようにすると食事量を増やすことが可能です。
ストレス
ストレスの溜め過ぎも食欲が出ない原因になります。
ストレスによって自律神経が乱れると食欲をコントロールすることが出来なくなってしまいます。
例えば重要なプレゼンがある日は緊張で食事が喉を通らないことは多いです。
そうでなくても常日頃から「失敗してはいけない」と仕事に対して緊張感を持っている場合はお腹が空きにくいです。
今まで食べられてたけど、最近急に食事の意欲がわかなくなったという人はストレスが原因の可能性が高いです。
ストレス解消には運動がおすすめです。
朝起きて軽く散歩やジョギングをするとお腹が空きやすくなります。
別に朝じゃなくても良いですが、運動をすることでストレス解消や胃腸の働きを良くしてくれるので運動不足の方は日常に取り入れてみて下さい。
おすすめの食べ物
では、食欲が出ない時はどんな食べ物を食べれば良いのでしょうか。
基本的には喉を通りやすいものがおすすめになります。
つけパン
パンはパサつきが気になることがありますが、お腹が空かない時は余計に食べるのがしんどく感じます。
そこでおすすめなのがつけパンです。
パンをスープにつけながら食べることで、パンが水分を含み、ふやけるので飲み込みやすくなります。
しかもスープの栄養もしっかり吸収することができるのでお得です。
個人的にコーンスープや夕飯で余ったシチューにつけて食べるのがおすすめですね。
卵かけご飯
朝からお米は喉を通りにくいですが、卵をかけることで流し込みやすくなります。
お米は炭水化物が豊富で、これは脳のエネルギー源になるので、午前中の集中力がグッと高まります。
卵は良質なタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は筋肉のエネルギー源になるので筋肉をつけたい人は欠かすことができません。
また卵に含まれるトリプトファンというアミノ酸は、体内時計を調整してくれる効果があります。
したがって、継続的にトリプトファンを摂取することで、目覚めがよくなります。
ちなみにトリプトファンは魚や大豆製品にも豊富に含まれています。
スムージー
フルーツは腹持ちの良いバナナをおすすめしたいですが、お腹が空かない時は意外と食べるのがしんどいです。
そこでおすすめなのがスムージー。
バナナやキウイ、小松菜などをミキサーにかけることで、手軽に複数の食べ物を取り入れることができます。
しかも果物・野菜が豊富なので、ビタミン・ミネラルをしっかり摂取でき、栄養満点なのも嬉しいポイントです。
まとめ
朝食欲がない理由と原因
- 寝る前の食べ過ぎ
- 生活リズムの乱れ
- ストレスによる自律神経の乱れ
おすすめの食べ物
- つけパン
- 卵かけご飯
- スムージー
- 太りたい人専用のプロテイン
朝ごはんを食べられない人は生活習慣が乱れている人がほとんどです。
胃を健康に保つ、病気を防ぐ、1日をエネルギッシュに過ごす意味でも朝ごはんは重要なので、しっかり現在の生活習慣を見直して改善していきましょう。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。