「餅を食べると太る」とよく言われますが、本当にそうなのでしょうか。
「夜食に食べると太りやすい」ともよく言われます。
もしそうであれば痩せ型体質の方にとっては朗報ですね。
今回は餅を食べると太るのか、太りたい人の太る食べ方について書きたいと思います。
餅は太る?
そもそも餅って太るのでしょうか?
餅の栄養素は炭水化物(糖質)。
炭水化物は体のエネルギー源となり、摂取量が増えることで脂肪になりやすいです。
そのため餅を食べると太りやすくなります。
一応同じ白米やパンと比較するとカロリー自体はそこまで高くありません。
白米ともち米のカロリーを比較してみると、
白米(100g) 168kcal
もち米(100g) 253kcal
もち米の方が若干高いという感じですね。
もう少しわかりやすくすると
ご飯(お茶碗1杯) 250kcal
切り餅(1個) 127kcal
丸餅(1個) 80kcal
なので、切り餅2個・丸餅3個でご飯1杯分になります。
また同じ炭水化物のパンのカロリーも見ていきたいと思います。
主なパンのカロリー
食パン(100g) 264kcal
フランスパン(100g) 279kcal
クロワッサン(100g) 448kcal
メロンパン(100g) 350kcal
同じ炭水化物の食品と比較することでお餅が決してカロリーが高いわけではないことがわかります。
しかし、
それでも餅は白米と同等の糖質量があるので血糖値を上げやすく脂肪を蓄えやすいです。
また餅1個カロリーが低くても食べ過ぎれば当然太ります。
大きさが小さいので3~4つはぺろりといけちゃうものです。
そして餅は味付けして食べる場合がほとんど。
味付けをする分、カロリー量は増えます。
例えばサラダだってドレッシングやマヨネーズをたくさん入れればそれなりのカロリー量になりますよね。
なので、餅は太りやすいし、食べ方によってはもっと太るというのが正しい見方なのかなと思います。
太りたい人は夜食がおすすめ?
太りたい人が餅を夜食に食べることは有効な方法です。
元シンクロの青木愛選手は毎日夜食にお餅を5個食べていたそうです。
シンクロの選手は一日の消費カロリーがかなりありますから、餅を食べることで体重をキープしていたそうです。
僕は1日の食事を振り返って「今日はあまり食べられなかったな」と思えば夜食に2~3個食べるようにしていました。
ただし、寝る直前に食べるのと胃は寝ている時に消化活動をしなければなりません。
そのため食欲不振や胃もたれを起こし翌朝の朝食に影響が出ます。
就寝2時間前に食べると胃の負担が軽減されやすいです。
また食後もおすすめです。
むしろ夜食よりも食後に食べた方が良いかもしれません。
もちろん食事をしっかり食べた上での話ですが。
お腹いっぱいでも餅は食後のデザート感覚で食べられます。
夕食の食事量が増えたことで体重にも変化が現れやすいです。
体重を量るのが楽しくなりますよ!
また食後は血糖値の上昇を防ぎやすくなるので糖尿病対策もできます。
太りたい人の太る食べ方
最後に太る食べ方を紹介したいと思います。
餅をそのまま食べるよりも味付けをした方が当然太りやすくなります。
きなこ餅
王道のきなこ餅です。
きな粉は砂糖もしっかり入っているので当然太りやすいです。
あんこ餅
あんこ餅は色んなバリエーションがありますが、太りやすいのはおしることぜんざいですね。
1人前でおしるこは250kcal、ぜんざいは200kcal程あります。
もちろん餅にあんこをつけるシンプルな食べ方も1個170kcalなので、2個、3個と食べていくうちにかなりの高カロリーになります。
⇒太りたい人に和菓子はおすすめ?洋菓子とどっちが太りやすいのか比較
まとめ
今回はお餅を食べると太るのかについて書きました。
お餅自体のカロリーは米やパンとそこまで変わらない
食べ方によって太りやすくなる
太りたい人は夜食と食後がおすすめ
餅を食べると太りやすいと言っても、
当然朝昼晩の1日3食をしっかり栄養バランス良く食べることが前提になります。
餅だけを食べていれば太るわけではないので注意しましょう。
痩せすぎの人が太る方法についてはこちらにまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。