太りたい人に和菓子はおすすめ?洋菓子とどっちが太りやすいのか比較

「太りやすそうな食べ物」と言えば、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか?

 

ケーキ、ハンバーガーなど色々あると思いますが、和菓子が良いのではと考える人も多いと思います。

 

そこで今回は太りたい人に和菓子はおすすめなのか、洋菓子と比べどちらが太りやすいのかについて書きたいと思います。

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和菓子と洋菓子はどっちが太りやすい?

和菓子と洋菓子ではどちらが太りやすいのでしょうか?

 

まずは、それぞれの1個(1切れ)あたりのカロリーを比較してみます。

 

主な和菓子のカロリー

  • 大福:230kcal
  • おはぎ:175kcal
  • カステラ:160kcal
  • どら焼き:172kcal
  • みたらし団子:160kcal
  • いちご大福:148kcal
  • 饅頭:130kcal
  • 水ようかん:90kcal

 

主な洋菓子のカロリー

  • ホットケーキ(2枚):614kcal
  • クレープ:566kcal
  • ケーキ:370kcal
  • アップルパイ:330kcal
  • ドーナツ:230kcal
  • ワッフル:215kcal
  • エクレア:198kcal
  • シュークリーム:155kcal

 

こうして見ると和菓子はほとんどが200kcalを下回っています。

一方、洋菓子は200kcalを超えているものが多いです。

 

やはり洋菓子は生クリームやバターをふんだんに使っているものが多いので、カロリーは高くなりますね。

 

カロリーという視点で見れば、洋菓子の方が太りやすいと言えます。

 

血糖値の上昇に違い

とはいえ、太りやすさは血糖値も関係してきます。

 

血糖値は炭水化物(糖質)が多い食品ほど上がりやすく、急激に上昇するほど脂肪を蓄えやすくなります

 

ダイエットする人へのアドバイスとして「野菜から食べる」というものがあります。

 

これは野菜が血糖値を上げにくい食べ物だからで、緩やかに血糖値を上げて脂肪を蓄えにくくする狙いがあるんですね。

 

お菓子類は炭水化物が豊富で基本的に血糖値が上がりやすい食べ物が多いです。

そして、和菓子の中には洋菓子よりも上昇しやすい食べ物があります。

 

例えば、どら焼き大福などは血糖値が急激に上昇する食べ物として知られています。

 

その数値はドーナツやケーキよりも高くなります。

 

よって、和菓子も洋菓子も遜色なく太りやすい食べ物であると言えます。

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和菓子は消化吸収に優れ太りたい人にもおすすめ

和菓子は洋菓子に比べると脂質量が極端に少ないです。

 

これは洋菓子が牛乳・生クリーム・バターなどを使っているのに対し、

和菓子は小豆・砂糖などを使っているためです。

 

実際に比較してみると、

大福

  • 炭水化物:51g
  • 脂質:0.6g

みたらし団子

  • 炭水化物:36g
  • 脂質:0.3g

ショートケーキ

  • 炭水化物:29g
  • 脂質:25g

シュークリーム

  • 炭水化物:18g
  • 脂質:7g

このように洋菓子の方が脂質を豊富に含んでいることが伺えます。

 

そして脂質が少ない分、和菓子は消化吸収に優れています

 

痩せ型体質の人は胃腸が弱いため、食べ物を消化しにくい傾向が強いです。

 

そこに消化に悪い食べ物を入れると胃に長い時間残りやすく、食欲が湧きにくくなるので、全体の食事量が減りやすくなります。

 

食べ過ぎに注意

太りやすいと言っても、和菓子さえ食べれば太るわけではありません。

 

大事なのは1日の摂取カロリーを満たすことで、これができなければ何を食べても太ることはできません。

 

また、食べ過ぎは糖分の過剰摂取で糖尿病などを発症する危険もあります。

 

そもそも和菓子は炭水化物量がずば抜けて多く、タンパク質やビタミンなど他の栄養素は少ないです。

 

健康的に太るためには炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂取することが大切です。

 

なので、1日3回の食事で摂取カロリーを満たしつつ、和菓子はおやつ程度に食べるのが最も効果的な食べ方です。

 

筋トレをする場合は前後に食べると効果的

筋トレをする人にとって、空腹でトレーニングをすることは最も避けたい事です。

 

筋トレはエネルギーをたくさん消費する激しい運動なので、体にエネルギーがない空腹時は筋肉を積極的に分解してエネルギーにします。

 

それに空腹で力が入らない状態だと、踏ん張りが効かずトレーニングの強度が落ちてしまいます。

 

そこでおすすめなのが和菓子です。

 

余分な脂質が少なく炭水化物(糖質)が豊富で、しかも吸収が早いためすぐにエネルギーとして使うことができます。

運動前のエネルギー補給に最適なんですね。

 

とはいえ、筋トレ直前に食べると、胃の消化を妨げてしまいます。

 

逆算して30分前くらいに食べておくと、体がエネルギーに満ちた状態で質の高いトレーニングを実現できます。

 

そして筋トレ後は筋肉のエネルギーになるプロテインも忘れずに摂取しましょう。

タンパク質が足りない痩せ型におすすめ!含有量とコスパに優れたDAILY BASIC

 

まとめ

  • 和菓子は洋菓子よりもカロリーは少ないが、血糖値を急激に上げるものが多く太りやすい食べ物
  • 脂質が少ない分、消化吸収に優れ胃腸が弱い痩せ型の人にはおすすめ
  • ただし、食べ過ぎは糖尿病などの危険があるので、おやつ程度に食べるのが効果的
  • 筋トレをする人は筋トレ前のエネルギー補給に最適

 

太りやすいとはいえ、和菓子ばかり食べるのは健康的に悪く間違った太り方です。

 

お菓子ばかり食べれば太れると思っていた方は、これを機会に正しい太り方を覚えておくと良いと思います。

 

痩せすぎの人が太る方法についてはこちらにまとめています。

痩せすぎの人が太る方法!痩せ型でも健康的に太るには?

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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