乳製品の一つであるチーズ。
ワインのおつまみにも合いますよね。
そんなチーズは太りたい人にもおすすめの食品だったりします。
今回はチーズが太りたい人におすすめできる理由と食べるタイミングをご紹介します。
太りたい人にチーズをおすすめする理由
タンパク質が豊富
あまりイメージがないかもしれませんが、チーズはタンパク質含有量(およそ25%)が高い食べ物として知られています。
タンパク質は筋肉をはじめ人間の体を構成する栄養素で、筋肉をつけて太りたい人には必須。
しかもチーズに含まれるタンパク質は、消化吸収がゆっくりなカゼインである点も筋肉をつけたい人にはメリットです。
一般的なプロテインは消化吸収が早いホエイタンパク質が配合されています。
これは筋トレ後、筋肉を合成するアミノ酸の血中濃度を短い時間で上昇させ、素早く筋肉に栄養を与えるためです。
しかし、上昇が早いということは、少なくなるのもまた早いということです。
血中のアミノ酸濃度が少なくなると、筋肉は分解されやすくなり、筋肉量を維持することが難しくなってきます。
そこで、カゼインが豊富なチーズを取り入れることで、アミノ酸濃度を長い時間安定させることができ、厄介な筋肉の分解を防ぎやすくしてくれるのです。
脂肪分が多い
脂肪分が多いのもチーズの特徴。
タンパク質と同じで、およそ25%の脂質を含んでいます。
脂肪もつけながら体を大きくしたい人にとっては、うってつけの食べ物だと言えます。
そもそも太りたい人は筋肉だけでなく、脂肪も程よくつけた方が、体が太くなりやすいです。
消化吸収に優れる
何となく消化に悪いイメージがあるチーズですが、実は消化吸収性が抜群に良い食べ物です。
チーズに含まれる栄養素は発酵・熟成の過程で分解されており、我々が食べる時にはすでに吸収されやすい状態になっています。
例えば、タンパク質はアミノ酸に分解されているのですが、普通これは人間の体内で行う消化の過程です。
カルシウムはタンパク質(アミノ酸)と結合した状態で含まれているため、牛乳よりも吸収性に優れます。
太れない体質の人は、消化吸収に問題がある事が多く、食べ物を消化できないせいで栄養を取り入れることができません。
そのため、チーズの消化吸収性は大きなメリットと言えるでしょう。
また、乳製品には乳糖という栄養素が含まれているのですが、大人になると体内で乳糖を分解する酵素が減ってしまいます。
牛乳を飲んでから暫くすると、お腹がゴロゴロして腹痛が起きることってないですか?
これは体内で乳糖を分解できないために起こる症状です。
その点、チーズは製造過程でほとんどの乳糖が取り除かれているので、腹痛の心配もなく食べることができます。
チーズを食べるタイミング
チーズを食べるタイミングとしては食後がおすすめ。
食後であれば別腹として喉を通りやすいですし、食事のカロリーを上乗せすることもできます。
また、筋トレをしている人は筋トレ後にプロテイン、食後にチーズを食べることで、体内のタンパク質(アミノ酸)を継続して保つことが可能です。
長時間何も食べられそうにない時の栄養補給として活用するのも良いですね。
⇒痩せ型で筋肉がつかない人のつけ方!食事と筋トレやプロテインで克服
過剰摂取はしない
どんな食べ物でもそうですが、食べ過ぎはダメです。
特にチーズは種類によって塩分が多いものもあり、塩分の摂りすぎは健康状態を悪化させてしまいます。
1日1片を目安に食べるのが良いでしょう。
まとめ
今回はチーズが太りたい人におすすめの理由、食べるタイミングなどを紹介しました。
- チーズはタンパク質と脂質が豊富で痩せ型の体作りにうってつけの食品
- タンパク質は消化吸収がゆっくりなカゼインなので、プロテインと組み合わせると体内のタンパク質を維持しやすい
- 発酵熟成の過程で栄養素が吸収されやすい形になっている
- 食べるタイミングは食後や長時間何も食べられない時の栄養補給として活用するのが効果的
- 食べ過ぎは注意で1日1片が目安
毎日の食事にチーズを取り入れて、効率的な体作りをしていきましょう。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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