よく周りから「頬がこけすぎ」と言われる人は多いと思います。
僕も以前は「頬がこけて不健康に見える」とよく言われてきました。
また貧相に見えたり、老けて見えることもあります。
ではなぜ頬がこけてしまうのでしょうか?
今回は頬がこける原因について書きたいと思います。
目次
頬がこける原因
一般的に「面長の人」「頬骨が張っている人」は頬がこけやすく、「丸顔の人」は頬がこけにくいとされています。
ですが、あくまで割合として多いだけで必ずしも顔の形が頬こけに影響するわけではありません。
頬こけが強調されやすい顔立ちですし、頬がこける原因を招きやすい顔であることは事実ですが。
ではどのような原因で頬がこけるのでしょうか?
原因① 過度なダイエット
急激に痩せようと不健康な食事制限をする人は多いです。
しかし、脂肪は「お腹を落とそう」「二の腕を落とそう」と思って落とせるものではありません。
なので、体はほとんど痩せないのに頬から痩せ始めるタイプの人が過度なダイエットをすると頬がこけやすくなります。
原因② 遺伝
自分の両親や祖父母に頬がこけている人がいる場合は遺伝の可能性があります。
遺伝的に頬に贅肉がつきにくい体質になっているんですね。
ただし、遺伝だけが原因で頬がひどくこけるということはあまりないです。
あくまで贅肉がつきにくいというだけで、表情豊かな人はそこまで頬こけを感じさせません。
一方、ダイエットに成功しても頬は痩せない人もいますが、これは遺伝的に頬の贅肉が落ちにくい体質なんですね。
贅肉がつきにくい体質の人からすると羨ましい限りです。
原因③ 頬のたるみ
一見関係なさそうな頬のたるみですが、実はこけやすい原因になります。
頬のたるみは肌に弾力やハリがなくなりお肉が下に垂れている状態。
つまり頬の上部はお肉が少ない状態になっています。
普通に贅肉が多い人はあまり影響がありませんが、頬の贅肉が少ない人の場合はたるみによって頬のこけが目立ちやすくなります。
原因④ ストレス
過度なストレスを抱えると笑ったり、喋る回数が減り無表情になりやすいです。
無表情でいる時間が長くなると表情筋を使う回数が減ります。
表情筋は何十種類もあり、喜怒哀楽の感情を現す時に表情筋も活発に動きます。
しかし、無表情は顔の筋肉が緩んでいる状態なので、それが続くと筋力がどんどん衰えて頬がこけやすくなります。
できるだけ、ストレスを軽減して笑顔でいられるようにするといいですね。
原因⑤ 虫歯・抜歯・口内炎・矯正
口や歯に痛みを感じている人は食事中痛くない側で咀嚼しやすくなります。
数日程度であれば良いですが、これを暫く続けていると顎がずれて噛み合わせが悪くなりやすいです。
その結果、表情筋が衰えやすくなります。
虫歯を放置している人は歯科医院でしっかり治療しましょう。
ちなみに痛みに関係なく普段から片側だけで食べることが癖になっている人もいます。
この場合も当然頬がこける原因になるので注意しましょう。
また矯正した場合も頬がこけやすい原因になります。
口の中に器具が入って、口を動かしにくい状態が続くと固い食べ物を食べなくなったり、頬を動かさなくなります。
すると筋肉がどんどん弱くなり、頬こけが目立つようになります。
矯正が終わって暫くすれば自然と治ることが多いですが、たくさん咀嚼したり、顔の筋肉を鍛えることをおすすめします。
原因⑥ 痩せすぎ
頬がこけている人に最も多いのがこの痩せすぎではないでしょうか?
元々痩せ型の人もいればダイエットして痩せたことで頬がこけるようになった人もいるでしょう。
痩せすぎの人は顔の脂肪や筋肉量が非常に少ないです。
そのため頬がこけやすくなります。
ちなみに僕はこの痩せすぎが原因でした。
痩せすぎの人は体重を増やさないと頬こけが改善されにくいです。
増量は痩せすぎの人にとってすごく難しいことですが、食事内容を意識することで増量することは可能です。
僕も増量したことで「表情が良くなった」と言われることが多くなりました。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
原因⑦ 病気
そして頬がこけるのは病気の可能性もあります。
特に考えられるのがバセドウ病と糖尿病。
これらの病気にかかると急激に痩せやすくなるのが特徴。
食事量は以前と変わらない
ダイエットもしてないのに急激に痩せた
という人は一度病院で検査してもらったほうが良いでしょう。
また癌の可能性もあります。
癌の場合は急激な体重減少の他に、血尿、血便、血痰、貧血、めまいなどが現れます。
もちろん種類によって違いがありますが、共通して上記の症状が出やすいですね。
しかし、
バセドウ病・糖尿病、癌の場合も共通して留意すべきは「頬がこける=病気」では決してないこと。
あくまで一つの症状として現れるだけなので、頬がこけているだけで病気だと決めつけすぎないようにしましょう。
必要以上に心配しすぎるとかえってそれがストレスになり頬がこける原因を作ってしまいます。
どうしても心配な人は病院で検査してもらうのが確実です。
まとめ
頬がこけるのは今回紹介したケースが原因である場合が多いです。
複合的になっている場合もあるのでまずは何が原因なのか見極めて対処していくことが大切です。
そして顔の筋肉を意識したトレーニングをすることで頬こけが改善されやすくなります!
頬こけの改善方法はこちらにまとめています。
顔筋肉の鍛え方を中心に書いています。
最後までご覧いただきありがとうございました。