腕の筋肉と言えば上腕二頭筋が有名。
しかし、上腕三頭筋が持つ役割も非常に大きいです。
名前が似ていてややこしいですよね。
そこで今回は上腕三頭筋の場所、働き、メリットについて書きたいと思います。
上腕三頭筋の場所はどこ?
上腕三頭筋は力こぶのある二頭筋とは反対の位置にある筋肉を指します。
矢印の部分ですね。
二頭筋の方が大きそうなイメージがありますが、実は三頭筋の方が体積は広いです。
上腕のおよそ3分の2を占めています。
上腕三頭筋の働き
上腕三頭筋は「腕を伸ばす」「人や物を押す」時に働きます。
スポーツで言うとボールを投げる動作があります。
野球のピッチャーでイメージするとリリースの瞬間は肘が伸びている状態です。
その他、ラグビーやアメフトで相手を押す動作や格闘技のパンチの動作も三頭筋をよく使っていますね。
日常生活だと雑巾がけ、ドアを押して開ける、寝ている状態から起き上がるなどが三頭筋が働く時です。
上腕二頭筋の働きについてはこちらです。
鍛えるメリットは?
上腕三頭筋を鍛えるメリットとしては以下の点が挙げられます。
筋肉をつけたい人にとっては鍛えるメリットが大きいです。
上腕が逞しくなる
前述の通り、上腕三頭筋は二頭筋よりも大きい筋肉なのでしっかり鍛えることで上腕が逞しくなります。
筋肉をつけたい人は力こぶがある二頭筋に意識したトレーニングに集中しやすいです。
三頭筋を蔑ろにしすぎないようにしましょう。
見た目のバランスが良くなる
また二頭筋ばかり鍛えるとバランスが悪くカッコイイ腕にはなりません。
二頭筋と三頭筋は主動筋と拮抗筋の関係にあります。
主動筋と拮抗筋については簡単に説明すると「一方が縮むともう一方が伸びる」ということです。
要するに対になっているんですね。
対になっている同士の筋肉はバランス良くつけて上げないと見栄えがカッコ悪いものになります。
胸筋と背筋もそうですね。
胸筋ばかりを鍛えていると背筋との筋肉量の差が浮き彫りになり体のバランスがおかしくなります。
二頭筋を鍛える際は三頭筋も忘れずに鍛えることで上腕のバランスが良くなり筋肉の見栄えが良くなります。
まとめ
上腕三頭筋は上腕二頭筋(力こぶ)の反対側にある
「腕を伸ばす」「人や物を押す時に働く」
メリットは鍛えることで上腕のバランスが良くなる
同じ上腕ですが二頭筋と三頭筋はそれぞれ別物と考えてトレーニングをすると良いと思います。
腕を太くする方法についてはこちらにまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。