筋肉がつきにくい理由は様々ですが、
病気が原因で筋肉がつかないこともあるのでしょうか?
個人的に凄く気になったので、
筋肉がつかない病気があるのか調べてみました。
筋ジストロフィー
筋ジストロフィーは遺伝子の突然変異によって筋力が衰退していく病気です。
厚生労働省の指定難病にも認められています。
一般的に3歳~5歳の幼少期に発症することが多く、
転びやすい、走れない、立ち上がれない、階段を上がれない
など運動機能の低下が著しくなります。
筋肉の低下が慢性化すると呼吸や胃腸、眼球などの機能も低下していきます。
筋強直性ジストロフィー
筋強直性ジストロフィーは筋ジストロフィーの一種として知られています。
成人でも発症する病気で患者によって症状の重さや発症年齢は異なります。
筋ジストロフィーと同様に筋力の低下を招きやすく、筋強直しやすくなります。
筋強直とは筋肉が収縮した後に弛緩しにくくなることを指しており、握った手が開きにくくなる、食べ物を噛みにくくなるなどの症状があります。
また不整脈、呼吸障害、心障害など体の様々な臓器に障害をもたらします。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)
日本では約1万名の人が発症している病気で原因は未だに明らかになっていません。
50代以上の発症が多く、稀に20~40代でも発症することがあるみたいです。
発症すると手足に力が入りにくくなり、それが全身に広がって筋肉が弱くなっていきます。
初期症状としては
- 手足の麻痺
- 重い物を持てない
- 箸が持ちにくい
- 手足が上がらない
- 疲れやすい
- 手足が腫れる
- 筋肉がピクピクする
などがあります。
また舌や喉の筋肉が弱まるんで喋りくくなったり、食べ物を飲み込みにくくもなります。
重症筋無力症
重症筋無力症は筋肉がすぐに疲れて、力が入りにくくなる病気。
全身の筋肉が弱くなっていきます。
目への影響が大きくまぶたが垂れ下がる眼瞼下垂や物が二重に見えるなどの症状が現れます。
また、
- 飲み込みにくい
- しゃべりにく
- 呼吸が苦しい
- ものを上手く持てない
- 歩くとすぐ疲れる
などの症状も見受けられます。
朝は症状が軽く、夕方にひどくなるのも重症筋無力症の特徴です。
必ずしも病気なわけではない
勿論筋肉がつかないからといって必ずしも病気になっているわけではありません。
筋肉はつきやすい体質の人もいれば、つきにくい体質の人もいます。
また筋トレや食事の内容が悪ければいくら頑張っても筋肉はつきにくい状態になります。
病気よりもこれらが原因で筋肉がつかない可能性の方が極めて高いです。
そのあたりはこちらにまとめているので参考にしてみて下さい。
まとめ
筋肉がつかない=病気というわけではありません。
ただ、心配な人は病院を受診してみるのも良いかもしれません。
痩せ型の筋肉のつけ方はこちらにまとめています。
⇒痩せ型で筋肉がつかない人のつけ方!食事と筋トレやプロテインで克服
最後までご覧いただきありがとうございました。
太りたい人はタバコをやめるべき?ガリガリと喫煙の関係を紹介!