女性の痩せすぎはなかなか人に相談しにくい悩みです。
多くの女性はダイエット志向でスリムな女性に憧れているので、「太れない」という悩みは共感を得られません。
当ブログでは痩せ型の人が太る方法について紹介していますが、
まずは痩せすぎの基準を知っていま自分がどの位置にいるのか確認していきましょう。
目次
痩せすぎ女性の基準はどこから？
まずは年齢別の女性の平均体重を確認しましょう。
年齢別の平均体重
6歳 20.2kg 7歳 22.0kg 8歳 25.4kg 9歳 29.9kg 10歳 32.6kg 11歳 38.0kg 12歳 39.7kg 13歳 46.1kg 14歳 47.2kg 15歳 48.1kg 16歳 50.5kg 17歳 49.6kg 18歳 53.4kg 19歳 50.5kg 20歳 50.0kg 21歳 50.2kg 22歳 51.0kg 23歳 52.5kg 24歳 51.5kg 25歳 53.1kg 26～29歳 53.1kg 30～39歳 52.0kg 40～49歳 55.5kg 50～59歳 55.0kg 60～69歳 53.3kg 70歳以上 50.3kg 引用元：総務省 平成27年 国民健康・栄養調査
平均体重と自分の体重を照らし合わせてみて、5～7kg以上軽い場合は痩せすぎと言えるかもしれません。
正確な基準を知るにはBMIがおすすめ
ただし、体重は身長によって違いがあり、身長が低い人よりも高い人の方がその分体重も重くなります。
例えば、同じ体重48kgでも145cmの人と170cmの人を比較すると、その印象は大きく異なります。
145cmの人は比較的太って見え、170cmの人は痩せて見えるでしょう。
よって、平均体重は参考にはなりますが、正確ではありません。
自分の痩せ度をより正確に知りたい人はBMIがおすすめ。
BMIは自分の体重と身長から、体格指数と適正体重を知ることができる指標です。
一般的には肥満度を知るために有効な指標ですが、痩せ型の人は痩せすぎ度を確認することができます。
計算式は、
BMI=体重(kg)÷｛身長(m)×身長(m)｝
そして、この数値が22に近いほど、あなたの体重と身長から算出される適正体重となります。
この数値を基準にすると、18.5未満の人は痩せすぎと判断して良いでしょう。
18.5～20の人も数値的には標準体重の範囲ですが、外見的には細く見えやすいので、できれば22を目標に増量した方が良いと思います。
特に女性は妊娠・出産があるため、適度に脂肪を蓄えて赤ちゃんを守る必要があります。
痩せれば痩せるほど妊娠・出産しにくい体になるので注意しましょう。
痩せすぎ女性の特徴
次に痩せすぎ女性の特徴について紹介します。
当てはまるものが多い人は、食生活・生活習慣の見直しが必要かもしれません。
欠食が多い
多くの女性は甘い物を見ると食欲がそそられますが、痩せすぎの女性は全く関心がなく、食欲もわきません。
そして、食欲がわかないために欠食をすることが多いです。
1回でも欠食をすれば600～800kcal程度の損失に繋がり、それが毎日積み重なると当然痩せやすくなります。
まずは1日3食しっかり食べることから始めましょう。
特に朝食を抜くと痩せやすいので、意識的に食べるようにできると良いですね。
肋骨が浮いている
痩せすぎの人は脂肪や筋肉があまりないので、肋骨が浮いて肉眼ではっきりと捉えることができます。
普通の体型の人でも肋骨が浮いている事もありますが、あくまで体を伸ばした時に薄っすら分かる程度。
一方、痩せすぎの人は相手が不健康に思ってしまうほど、はっきり浮いています。
特に顕著に現れるのが横腹の骨です。
プールや海が恥ずかしい人も多いのではないでしょうか。
体脂肪率が低い
体脂肪率が低いのも痩せすぎの一つの基準と言えるかもしれません。
アスリートの人ならまだしも一般の女性で10％しかないのはあまりよろしくないです。
体脂肪率の基準やデメリットについてはこちらにまとめています。
肉体的にも精神的にも疲れやすい
痩せすぎ女性は筋力が圧倒的に足りません。
そのため、肉体的な疲労を溜めやすく、仕事が終わるとクタクタの状態で帰宅する日がほとんどです。
また、完璧主義で自分に厳しく、太れない自分に対して否定的な傾向があります。
体が細すぎるゆえに他人の視線を気にすることも相まって、精神的にも疲労を溜めやすいです。
精神的な疲労は痩せる大きな要因でもあるので、注意が必要です。
詳しくはこちらにまとめています。
まとめ
今回は痩せすぎ女性の基準と特徴について紹介しました。
BMIで18.5未満の人は痩せすぎの可能性が高い
「欠食が多い」「肋骨が浮いている」「体脂肪が低い」「肉体的にも精神的にも疲れやすい」などが痩せすぎ女性の特徴として上げられる
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください！
最後までご覧いただきありがとうございました。
・18.5未満：低体重
・18.5～25未満：普通体重
※22が適正体重
・25～30未満：肥満(1度)
・30～35未満(2度)
・35～40未満：肥満(3度)
・40以上：肥満(4度)