痩せすぎ体型の人は腕や足の血管が浮き出ている人は多いです。
血管が浮き出ると怖い印象を与えますし、もしかすると心無い言葉を言われたことがある人もいるかもしれません。
僕も「腕がやたらと青くない?」と言われた事が何度もあり、その度に結構ショックでした。
では、なぜ血管が浮き出るのでしょうか?
痩せすぎで血管が浮き出る?
痩せすぎの場合、特に腕の血管が出ることがあります。
これは皮下脂肪がないためにどうしても見えやすくなるんですね。
腕など血管が浮き出やすい部分は皮膚のすぐ下にある静脈です。
普通は皮下脂肪があることで血管が埋もれ見えにくくなりますが、脂肪が足りないと表面に出やすいんですね。
なので、体脂肪率が低ければ低いほど血管は浮き出やすくなる傾向にあります。
女性の場合は料理や掃除など手の筋肉を使うことが多いです。
すると手・腕の皮下脂肪が落ち、血管が見えやすくなります。
痩せ型の場合、血管が浮くメリットはあまり多くありません。
強いて言えば、注射の際に血管が分かりやすい事くらいでしょうか。笑
血管はなぜ青い?
手や腕の浮き出た血管を見て疑問に思った方もいると思うのですが、なぜ血管は青く見えるのでしょうか?
これは
- 静脈の血の色が暗いから
- 血管や皮膚を通して見ているから
この2つの理由によるものです。
実は、赤色は赤色でも動脈(明るい)と静脈(暗い)は全く違う色をしています。
動脈は心臓から出て行く血管で栄養や酸素を全身に運びます。
静脈は体中に栄養や酸素を届けた後の老廃物が溜まり酸素の少ない血が流れています。
この酸素量の違いが色にも現れており、酸素が多いほど血は明るい赤色に見えやすくなります。
それに比べて酸素の少ない静脈は少し青みがかかった暗い赤い色になります。
それが血管や皮膚を通して見た時に光の反射も相まって余計に青く見えるというわけです。
そして動脈は皮膚から遠い部分にあるので肉眼では見えません。
そのため、青い静脈ばかりが目立つわけです。
その他の理由
話が逸れましたが、痩せすぎ以外にも血管が浮き出る理由はあります。
痩せすぎの場合は基本的に皮下脂肪が足りないことが原因ですが、別の要因が重なることでより浮き出やすくなる場合もあります。
遺伝
遺伝によって血管が浮き出やすくなる場合もあります。
思春期あたりから血管が浮き上がることに気づいたという人は生まれ持った体質である可能性が高いです。
一度家族の腕周りを見てみて血管が太いか浮き出ているか確認してみると良いでしょう。
老化
加齢によって皮膚や血管の老化が進むことで、血管が目立つようになります。
皮膚が衰えると皮膚が薄くなるので静脈が目立ち、
血管の老化が進むと弾力が無くなって血管が拡張します。
すると若い頃よりも如実に血管が見えるようになります。
筋肉
筋肉量が多ければ多いほど、その分たくさんの血液を必要とします。
なので、筋肉がある人は血管が太くなって浮き出やすいです。
しかし、この場合は体が太い上で血管が浮き出るので見た目の印象としてはむしろプラスです。
特に男性の逞しい腕から出る血管はモテる要素の一つです。
腕の筋肉はダンベルを使ったトレーニングが効果的です。
まとめ
痩せすぎ体型の血管が浮き出る理由はシンプルに皮下脂肪がないからです。
なので、
- 太って皮下脂肪を作る
- 筋トレで体と血管を太くしてカッコよくする
この2つが主な対策になります。
太る方法はこちらにまとめています。
最後までご覧頂きありがとうございました。