体重を増やしたい人の中には、夜食をたくさん食べて太ろうとしている方も多いでしょう。
しかし、夜食は何でも食べれば良いわけではなく、食べる物や時間帯に気をつける必要があります。
夜食を食べると太れる？
「とりあえず夜食を食べとけば太りそう」というイメージはなんとなくありますが、これは必ずしも正解ではありません。
大前提に体重を増やすには1日の摂取カロリーが1日の消費カロリーを上回る必要があります。
この前提条件を達成しないと、いくら夜食を食べても体重は増えにくいのです。
太るかどうかは夜食だけで決まるわけではないということですね。
そのため、朝昼晩の食事＋間食で摂取カロリーを満たし、夜食で上乗せするという考え方が望ましいと言えるでしょう。
寝る直前の食事はNG！
「食後にすぐ寝たら太る」という定説もありますが、寝る直前の食事はおすすめしません！
本来寝ている間は胃腸を休ませる必要がありますが、寝る直前に食べてしまうと寝ている時に胃腸が消化活動をしなければならず、大きな負担になるからです。
胃腸の弱い人だと胃もたれや消化不良を起こし、朝食をあまり食べられなくなってしまいます。
太るために朝食は超大切！
ですが、寝る直前に食べた事が原因で、朝何も喉を通らずそのまま学校や仕事に行ってしまうと長時間エネルギー補給ができないので、痩せやすくなってしまうのです。
実際に僕も間違った太り方をしていた時は、寝る前にケーキとポテトチップスを食べていましたが、翌日は大体胃もたれを起こして、朝食をほとんど食べられませんでした。
結果的に1日の摂取カロリーも減り、思ったほど体重が増えず・・・。
ただ体に良くないことをしているだけで完全な悪循環に陥っていました。
なので、個人的には就寝2時間前に食べるのが良いと思います。
寝る2時間前に食事を終わらせておくことで胃もリラックスした状態で休むことができ、万全の状態で朝を迎えるのでしっかり朝食も食べられます。
夜食で太りたい人におすすめの食べ物
夜食は胃に負担をかけないためにも、消化に良いものを食べるのがベターだと思います。
その中で、体内で脂肪に変わる炭水化物が豊富な食べ物を選ぶと良いでしょう。
僕は結構な頻度でお餅を食べています。
お餅は腹持ちがいいと言われますが、比較的消化されやすい食べ物で炭水化物もしっかりあります。
元シンクロの青木愛さんも選手時代は体重維持のため夕食後にお餅を5個も食べていたそうです。
お餅のカロリーなどはこちらにまとめています。
あとがっつり食べたい場合はうどんを食べることも。
うどんは炭水化物が豊富で消化も良いのでおすすめです。
なお、揚げ物やラーメン、ファーストフードなどの油っこい食べ物は太ることだけを考えればたしかにいいかもしれませんが、胃腸に負担をかけて消化不良を起こしやすいので夜食に食べるのは良いとは言えません。
ケーキやお菓子類も避けたほうが良いでしょう。
プロテインでタンパク質を補給しておく
筋トレで筋肉をつけていきたい場合は、寝る前にプロテインを飲むのもありです。
プロテインというのはタンパク質を豊富に含んだ栄養補助食品のことですね。
筋肉を成長させるには筋トレで壊れた筋繊維に栄養(主にタンパク質)と休息を与える必要がありますが、睡眠時は成長ホルモンが活発に働き、筋肉の修復に一役買ってくれます。
しかも成長ホルモンはタンパク質の合成を盛んにするため、就寝前にタンパク質を補給しておけば、筋トレの成果をより実感しやすくなるでしょう。
タンパク質は肉や魚などにも豊富に含まれていますが、こういった食べ物は消化に負担がかかるため、夜食として食べるには適していません。
なので、寝る前のタンパク質の補給は比較的負担の少ないプロテインがおすすめと言えます。
プロテインを飲む場合は、寝る1時間前に飲むと良いでしょう。
おすすめのプロテインはこちらを参考にしてみてください。
⇒タンパク質が足りない痩せ型におすすめ！含有量とコスパに優れたDAILY BASIC
まとめ
おすすめは炭水化物があって消化に良いお餅とうどん
もしくはタンパク質が豊富なプロテイン
就寝2時間前に食べ終わり、朝胃もたれしないようにする
夜食を食べたからといって太るわけではなく、あくまで摂取カロリーが消費カロリーを上回ることが大前提であることを覚えておかないと増量は難しいです。
「とりあえず夜食を食べとけば太りそう」というイメージを過度に持ちすぎないことも大切なのかなと思います。
僕の場合は、「まずは朝昼晩3食しっかり食べることを意識して、その上で食べられる時は寝る2時間前に食べる」という風にした方が体重は増えやすかったです。
夜食を食べる時は就寝２時間前(プロテインは1時間前)を目安にして、翌日の朝食をしっかり食べられるようにしましょう！
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください！
最後までご覧いただきありがとうございました。
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