女性でも筋肉がつきやすい人とつきにくい人がいますが、一般的に女性は筋肉がつきにくい人が多いです。
これはなぜなのでしょうか?
筋肉をつけたい人にとっては疑問だと思います。
そこで今回は、女性はなぜ筋肉がつきにくい体質なのか書きたいと思います。
ホルモン
女性は男性よりも筋肉がつきにくいのですが、これはホルモンが関係しています。
ホルモンには「男性ホルモン」と「女性ホルモン」がありますが役割が異なります。
筋肉を発達させるのは「男性ホルモン」
脂肪を蓄えるのは「女性ホルモン」です。
当然女性は「女性ホルモン」の方が多いですから筋肉がつきにくく、丸みを帯びた体型になりやすいです。
なので、女性の場合は相当ハードなトレーニング(ボディビルダー並)をしない限りマッチョになることはまずありません。
ちなみに「男性ホルモンは男性だけ、女性ホルモンは女性だけしかない」というわけではありません。
男女ともに実は両方のホルモンが分泌されています。
なので、男性ホルモンが多い女性は筋肉がつきやすい体質であると言えますね。
それとなぜ女性が脂肪を溜めやすのかについてはこちらにまとめているので参考にしてみて下さい。
遺伝
これは男性と共通している部分ですね。
我々日本人は欧米人と比較すると筋肉がつきにくい傾向にあります。
欧米人は寒い地域で暮らしていたアングロサクソンが先祖。
アングロサクソンは熱を発生する筋肉の量を増やすことで体温を維持し寒さに適応していました。
そのため欧米人は筋肉の多い遺伝子を受け継いできたそうです。
例えばモデルのダレノガレ明美さんは筋肉がつきやすい体質だと自身のツイッターで明かしていましたが、これは母親(イタリア人)の影響が大きいのだと思います。
⇒ダレノガレ明美がガリガリで痩せすぎ!現在の体重と身長を紹介
一方で、我々日本人は比較的温暖な気候で生活をしてきたので筋肉で体温を保つ必要がありませんでした。
なので、遺伝的には欧米人よりも筋肉がつきにくいということになります。
ちなみに外国人の平熱は37℃あります。(日本人は36.2℃)
これは筋肉量が多いからで筋肉の発熱によって体温が上がっています。
真冬でも半袖で過ごす外国人を良く見かけますが、あれは強がりでも何でもなくて先祖代々受け継いできたものなんですね。
同じ日本人でも遺伝によって変化
また、同じ日本人でも筋繊維の数や筋肉繊維の割合が先天的に異なるので違いが生まれます。
筋肉がつきにくい体質の人は比較的筋繊維の数が少ないです。
また遅筋と呼ばれるあまり筋肥大しない筋肉繊維の割合が多い傾向にあります。
これらが遺伝による筋肉がつきにくい体質の原因です。
絶対に筋肉がつかないわけではない
筋肉のつきにくさに悩む人にとってはかなりネガティブな話になりましたが、筋肉がつきにくい体質だからといって筋肉がつかないわけではありません。
正しいトレーニングと休養、そして栄養を意識することで筋肉を発達させることができます。
もちろん筋肉がつきやすい人と比べると時間はかかりますが、しっかり継続していけば筋肉が嘘をつくことはありません。
⇒痩せ型で筋肉がつかない人のつけ方!食事と筋トレやプロテインで克服
まとめ
女性ホルモンの多さと遺伝が筋肉がつきにくい体質を作る主な原因
女性は筋肉をつけた方が綺麗で引き締まった体型になりやすいです。
筋トレは面倒くさいですが、是非継続することをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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