痩せすぎだとすぐに疲れやすいので、
仕事や勉強のモチベーション低下や趣味も楽しめなくなります。
疲れが抜けにくいと感じる人は痩せ型を克服する必要があるかもしれません。
今回は痩せすぎだと体力がない原因と体力をつけたい人におすすめの対策を紹介します。
体力がないと…
集中力の低下
体力がないというのは肉体的な影響だけでなく、精神面にも影響を与えます。
常に肉体が疲れている状態では、頭が働かず物事を前向きに捉えることができないため、活発に活動することができません。
疲れている時に「資格の勉強しよう」とか「部屋の片付けをしよう」とかって思いにくいですよね?
こういう時に無理して自分を奮い立たせても、生産性はかなり低いです。
僕は「疲れているから明日やろう」となり、「次の日も」、「そのまた次の日も」、と先延ばしにすることがよくありました。
体調の悪化
体力がない人はストレスを感じやすいですが、
肉体的・精神的なストレスが蓄積すると免疫力が低下し、風邪などを引きやすくなります。
また、免疫力が低下することで体内のウイルス・細菌が活性化されると、インターフェロンなどウイルスを攻撃・抑制する物質が作られます。
これらはウイルスを撃退してくれる一方で、脳に疲労感を発信する疲労物質でもあります。
つまり、常に免疫力が低下している状態では、疲労物質も増えるので、体は慢性的な疲労を感じることになります。
痩せすぎだと体力がない原因と対策
痩せすぎで体力がない原因は以下の通りです。
ここを解消することが根本的な解決に繋がります。
筋力不足
体力がないのは筋力が不足しているから
と言えるくらい基礎的な部分です。
痩せすぎの人は筋力が不足している人が多く、
ちょっとした行動でもすぐに疲労を感じやすいです。

僕もガリガリだった頃は10分歩いただけでヘトヘトになっていましたが、
筋トレを継続して筋力が増えたことで明らかに疲れにくくなりました。
筋肉をつけることで基礎体力が向上し疲れにくい体になります。
また筋肉量が少ないと低体温になりやすいです。
体温が低いことで血液の流れが悪くなり、酸素や栄養が全身に行き届きにくくなります。
また新陳代謝が下がり疲労物質である乳酸を分解しにくくもなります。
そのため「疲れが取れない」「体がだるい」といった倦怠感が続きます。
筋肉をつけることで単純に体力がつくだけでなく、
冷えによる倦怠感の改善も期待できるので体力をつけたい人は是非筋トレを取り入れることをおすすめします。
体力をつけたい場合の筋トレは、大きな筋肉を中心に鍛えるのがおすすめです。
筋肉の中でも特に大きな筋肉を順番にまとめると、
太腿四頭筋(太もも前側)⇒下腿三頭筋(ふくらはぎ)⇒ハムストリングス(太もも裏側)⇒大臀筋⇒三角筋(肩)⇒大胸筋⇒上腕三頭筋(上腕の後ろ側)⇒広背筋⇒僧帽筋⇒上腕二頭筋(上腕の前側)
この他にも筋肉はありますが、上位はこうなります。
意外かもしれませんが、上半身よりも太ももやふくらはぎの筋肉の方が大きいです。
これは、下半身の筋肉は血液を上半身に送り返すので、太くて強い筋肉が求められるからです。
よって、体力をつけたい場合は、上半身に偏りすぎず下半身もしっかり鍛えるのが良いですね。
栄養不足
栄養が偏っていたり、食事量が少ないと栄養不足で疲れやすくなります。

疲れている時にやりがちですが、
疲れやすいからといってエナジードリンクばかりを飲むのはNG。
エナジードリンクは一時的な高揚感を得ることができますが、疲労回復にはさほど効果がありません。
また、甘い物やジャンクフードの食べ過ぎも栄養が偏るため良くないです。
それよりも、定食のような栄養バランスの良い食事を毎食取ることが求められます。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取したいですね。
特に体の疲れに効くのがビタミンです。

疲れに効くビタミンには以下のものがあります。
ビタミンB1(豚肉、にんにく、うなぎ、枝豆、落花生、グリンピース、そらまめなど)
糖質(炭水化物)をエネルギーに変え、
筋肉や神経の疲労を和らげる効果があります。
ビタミンB2(納豆、卵、牛乳、ほうれん草、まいたけ、モロヘイヤ、マッシュルーム、レバーなど)
脂質をエネルギーに変えて倦怠感や疲労を改善しやすくしてくれます。
ビタミンB12(レバー、サケ、サバ、マグロ、牡蠣、チーズ、しじみ、あさり、いくらなど)
代謝や神経機能を正常に保ち疲労が溜まりにくくなります。
ビタミンC(レモン、イチゴ、キウイ、柿、ブロッコリー、ピーマン、パセリなど)
体に必要なエネルギーを作り、体の免疫力を高めてくれます。
またストレスを緩和して精神的疲労を改善します。
ビタミンE(うなぎ、鮎、アーモンド、マーガリンなど)
血液の流れを良くして乳酸やアンモニアなどの疲労物質を運び去ってくれます。
そのため疲労回復が早まります。
またビタミンや鉄分が不足すると貧血を起こしやすく余計に疲れやすくなるので注意が必要です。
筋トレする場合はプロテインでの栄養補給がおすすめです。
筋肉の成長には筋トレと栄養補給が欠かせませんが、筋肉の栄養になるタンパク質は食事だけでなく、プロテインも活用すると摂取量を増やすことができます。
中でも、個人的におすすめなのが「DAILY BASIC」というプロテイン。
DAILY BASICは吸収の早いホエイプロテインの配合量が80%を超えており、1食あたり約24gのタンパク質が補給可能。

価格も1kg 2,980円(税込)でコスパに優れています。
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生活習慣を見直して疲労軽減
痩せすぎで体力をつけたい人は筋力不足と栄養不足を解消することがおすすめですが、
日頃の生活習慣を改善することも体力に影響します。
湯船につかる
お風呂をシャワーだけで済ませる人もいますが、
シャワーだけだと疲れが取れにくく体が冷えて体調を崩しやすいです。

湯船に浸かって体の芯まで温めることで血行が促進され疲れが取れやすくなります。
なので、毎日湯船に浸かって疲労を溜めないことが大切です。

ただ、忙しくてついシャワーだけになってしまう日もあると思います。
その場合は足を温めることを意識すると良いです。
お湯を溜めた洗面器に足をつけながら髪や体を洗うようにすると、
シャワーだけよりも疲れが取れやすくなります。
運動する

全く運動しない状態だと筋肉が弱まり疲れやすいです。
適度に運動することで体力がついて日中に疲労を感じにくくなります。
特にデスクワークの方は注意が必要です。
社会人になると自分から運動する機会を作らないと、体を動かすことがないので、どんどん疲れやすい体になってしまいます。
そうは言っても、運動はダイエットのイメージが強く、
「もっと痩せてしまうのでは?」と思うかもしれません。
ですが、
痩せすぎの人は元々の筋肉量が少ないので、下半身の筋肉がついて太くなります。
また、エネルギーを使うことで食欲が湧きやすいですし、ストレス解消にもなるので精神的な疲労も軽減できます。
睡眠
当然の事ですが、寝不足は疲労を溜めやすいです。

特に痩せすぎの寝不足は余計に疲労を強く感じさせます。
十分な睡眠時間を確保してしっかり寝ているつもりでも眠りが浅くて実は疲労が取れていないこともあります。
そのため寝る前から深い眠りにつけるように準備していく必要があります。

痩せすぎの人におすすめの睡眠時間はこちらにまとめています。
睡眠の質を高める方法についても紹介しています。
まとめ
痩せすぎで体力をつけたい人は「筋力不足」「栄養不足」の改善が重要
睡眠や運動など生活習慣を改善することも体力に関係している
筋力不足と栄養不足の改善は健康的に太る意味でも凄く大切なので、
しっかり改善していきましょう!!
最後までご覧いただきありがとうございました。