体格の良い人が多いスポーツというと何を思い浮かべるでしょうか?
野球やラグビーなど色々ありますが、水泳もその一つに入るのではないでしょうか。
オリンピックを見ているとみんなムキムキですよね。
しかも、初心者でも気軽にできそうなところも水泳の魅力です。
今回は太りたい人に水泳はおすすめなのか書きたいと思います。
太りたい人に水泳はおすすめ?
太りたい人に水泳がおすすめかどうかは「何を目的とするか」で変わってきます。
それぞれの目的ごとにおすすめなのか説明していきたいと思います。
目的① 筋肉を大きくしたい
水泳で太りたいと考える人に多いのが、筋肉を大きくしたいです。
萩野公介選手や瀬戸大也選手などトップスイマーは皆、綺麗な逆三角形の体つきをしているので、「筋肉がつくのでは?」と思うのも納得です。
ですが、
水泳をしても筋肉が大きくなることはほとんどありません
たしかに全身の筋肉を激しく使うスポーツですが、水泳は有酸素運動でどちらかというと筋肉の持久力を鍛えるのに効果的です。
持久力がつけば長い時間泳げるようにはなりますが、それが筋肉の肥大に繋がることはないです。
もちろん、普段運動をしない人であれば多少は大きくなりますが、痩せ型体型を克服できるほど大きくはならないでしょう。
筋肉を大きくするには筋トレなどの無酸素運動です。
高い負荷を与えて疲労させ、そこから回復する時に筋肉は逞しく成長していきます。
これを最も効率的に行えるのが筋トレなんですね。
ダンベルやバーベルを使った高負荷のトレーニングで筋肉に負担をかけ、休息・栄養を与えると、筋肉はその負荷に耐えられるよう太く成長していきます。
一方、水泳ではこの負荷が小さすぎるため、筋肉が劇的に太くなることはありません。
水泳選手の筋肉が発達しているのも筋トレによるもので、筋トレで鍛えた筋肉を競技に生かしています。
よって、「水泳選手のような体つきになりたいから自分もやろう」という考え方は合理性に欠きます。
目的② 健康的に太りたい
健康的に太りたいという場合、水泳は非常に効果的です。
太りたい人の中には、「運動すると痩せるからやめておこう」という人もいますが、運動不足で体調を崩せば元も子もありません。
たしかに運動すると消費カロリーが増えるので、その分たくさん食べて摂取カロリーを増やさないといけません。
ですが、太りたいがために運動を控えた結果、健康を害して余計に痩せてしまったなんてことは避けたいところです。
特に運動不足は内臓脂肪を溜めやすくします。
脂肪という響きは痩せ型の人には嬉しいですが、内臓脂肪が溜まると生活習慣病の危険も高まります。
それにお腹だけぽっこりしやすくなるので、運動をしてなるべく落としたいところです。
この他、運動をするメリットして、気持ちをリフレッシュできる点があります。
これは痩せの大敵となるストレス軽減に効果的です。
ストレスが溜まるとどんどん痩せやすい体質になるので、運動でストレスを無くすことは大切です。
目的③ 食欲を引き出したい
そして運動は食欲を引き出してくれます。
1日中、家で体を動かさなでいるとエネルギーをあまり消費しないので、体はそこまで食事を求めません。
それが食欲不振に繋がります。
適度に体を動かすことで、消費されたカロリーを取り戻そうと食欲が湧いてきます。
しかも運動後の心地よい疲れの中で食べる食事はいつもよりも美味しく感じやすいので、たくさん食べる事ができます。
ただし、水泳は消費カロリーの激しいスポーツです。
なので、
100mを何本も泳ぐなど本格的な泳ぎはNG。
運動は達成感を感じやすいところがあり、
「今日は2000m泳いだぞ!」
「2時間休まず泳げた!」
など頑張った自分に満足感を感じやすいです。
そして、ストイックに自分を追い込んで運動しすぎるとそれだけ消費カロリーが増えてしまいます。
それに体がきつくなるほど運動をすると今度は食欲が出なくなります。
消費カロリーが増える上に食べられないという悪循環で痩せやすくなってしまいます。
有酸素運動はあくまで食欲を出すために軽く抑え、筋トレをストイックにするのが痩せ型の人が太るための運動法です。
もちろんがっつり運動したいのであれば構いませんが、消費カロリーは増えるのでしっかり食事を取る必要があります。
まとめ
水泳をしても筋肉は大きくならない
健康的に太るため・食欲を引き出すために運動するのはあり
筋肉を大きくしたい方は水泳よりも筋トレを重点的に行いましょう。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
⇒【ガリガリ体型向け】筋トレの始め方!普通体型になるまでのやり方を解説します
最後までご覧頂きありがとうございました。
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