ガリガリと太れない体質は遺伝が理由なのか調べてみた!

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「食べても太らない…。」

「家族も痩せてるし、もしかして遺伝的に太らない体質なの?」

と思ったことある方もいるでしょう。

 

特に家族に一人も肥満体型がいないとなるとそう思うのは至極当然ですよね。

 

今回はガリガリ(太れない体質)は遺伝が理由なのか調べてみました。

ガリガリと太れない体質は遺伝が理由?

先に結論からいうと、痩せ型と遺伝には関係性があります

 

親が肥満の場合、子供が肥満になる確率は

  • 両親ともに肥満体型:80%
  • 片親どちらかが肥満体型:50%
  • 両親ともに標準体重以下:10%

となります。

 

あくまで肥満のデータですが、肥満体型から生まれた子供は肥満になりやすいということはその逆もまたあり得るということです。

 

私の両親も片方が痩せ型体質ですね。

周りの痩せてるいる人にも聞いてみましたが9割近い確率で両方もしくは片方が痩せ型というケースでした。

 

なので、親の影響で太らないと思うことも決して間違いではないです。

 

太りやすさに関係する肥満遺伝子

さらに、痩せ型の人はβ2ARという肥満遺伝子の変異を持っている可能性が考えられます。

 

β2AR?

肥満遺伝子って何?

と疑問に感じると思いますが、肥満遺伝子の説明の前に、まずは人間が太る仕組みを簡単に説明します。

 

人間は摂取カロリー(摂取した食事の量)消費カロリー(運動で消費したエネルギー+基礎代謝量)のバランスによって、太るか痩せるかが決まります。

 

構図としては、

  • 摂取カロリー>消費カロリー⇒太る
  • 摂取カロリー=消費カロリー⇒現状維持
  • 摂取カロリー<消費カロリー⇒痩せる

こうなります。

 

基礎代謝量とは?

生命維持に必要な代謝を差します。例えば呼吸する、心臓や内臓を動かす、体温を維持する、などに使われるエネルギーです。基礎代謝は体を安静にしていても勝手に消費されていきます。消費エネルギーに関係することから、基礎代謝量が多い人は太りにくい、基礎代謝量が少ない人は太りやすいという事ができます。

 

この基礎代謝の平均は男性1500kcal、女性1200kcalとされています。

 

ですが、基礎代謝量はそれぞれの人が持っている肥満遺伝子によって変わってきます。

 

肥満に関する遺伝子はおよそ50種類ですが、その中でも代謝に関わる重要な肥満遺伝子が3つあります。

  • β3AR(β3アドレナリン受容体)
  • UPC1(脱共役タンパク質1)
  • β2AR(β2アドレナリン受容体)

日本人のおよそ70%がこの3つの肥満遺伝子を持っているとされており、この遺伝子に変異が起こることで太りやすさにも違いが出ます。

 

β3AR(β3アドレナリン受容体) りんご型

日本人のおよそ34%に存在するβ3AR。

 

β3ARを持っている人は、持っていない人に比べ、1日の基礎代謝量が200kcalほど少なく太りやすいとされています。

 

また、特徴として内臓脂肪がつきやすく、お腹周りが出っ張る形からりんご型と分類されます。

 

中年太りの男性に多く見受けられ、加齢で基礎代謝が低下することで、余計脂肪を落としにくくなります。

 

UCP1(脱共役タンパク質1) 洋なし型

日本人のおよそ25%に存在するUCP1。

 

UCP1持っている人は、持っていない人に比べ1日の基礎代謝量が100kcalほど少ないです。

 

熱を発生させて体温を維持したり、脂肪を燃焼させる遺伝子に異常があるため、肥満になりやすい傾向があります。

 

特に下半身に脂肪がつきやすく、上半身は細いのに下半身だけ膨らんでいる人が多いです。

その体型から洋なし型と分類され、女性に多いのがこのタイプですね。

 

β2AR(β2アドレナリン受容体) バナナ型

日本人のおよそ16%に存在するβ2AR。

 

β2ARを持つ人は1日の基礎代謝量が200kcalほど高くなります

 

また、代謝が活性化され筋肉の栄養となるタンパク質もどんどん代謝されるので、筋肉がつきにくいです。

 

そのため、スラッとした痩せ型の人に多くバナナ型と分類されます。

 

一方で、筋肉量が少ないことで脂肪燃焼が難しくなるため、一度太ると痩せにくいという性質も持っています。

 

肥満遺伝子 β3AR UCP1 β2AR
体型 りんご型 洋なし型 バナナ型
基礎代謝量 200kcal少ない 100kcal少ない 200kcal多い
傾向 男性に多い、内臓脂肪がつきやすい 女性に多い、下半身に脂肪がつきやすい 痩せ型に多い、太りにくいが一度太ると痩せにくい
割合 34% 25% 16%

 

痩せ型の人は「β2AR」もしくは「1つも肥満遺伝子」を持っていないことが考えられます。

 

遺伝と関係が深い脂肪細胞

遺伝的に太れないことと関係が深いのが脂肪細胞です。

 

脂肪細胞は全身のあらゆる場所に分布されており、余分なエネルギーを中性脂肪に変換する役割を担います。

 

体内に蓄えることでエネルギーが不足した際のエネルギー源として働きます。

 

この脂肪細胞の数が多いほど、体脂肪も増えて体が太って見えやすくなるんですね。

 

そして脂肪細胞には劇的に増えやすい時期があります。

 

それが、

  • 妊娠末期の胎児期(生まれる3ヶ月くらい前から)
  • 乳児期(3歳まで)
  • 思春期

この3つです。

 

この時期に太りやすい食生活を送ることで体内の脂肪細胞の数が増えます。

 

一方で、この時期を過ぎると脂肪細胞を増やすことが難しくなってきます。

 

胎児期は生まれる前の話なので、母親の食生活が関係していきます。

 

母親が肥満状態だと胎児も栄養過多になり、出生後の肥満の原因になります。

 

反対に母親があまり食べられない場合は、栄養が不足気味で脂肪細胞も増えにくいです。

 

家族の影響で太れないというのはこのあたりも深く関係しているのかもしれません。

 

また乳児期、思春期もあくまで子供の頃の話です。

 

この時期にあまり食べてこなかった人は脂肪細胞の量が少なく、大人になっても体が大きくなりにくいです。

 

太りやすい食生活で育った方が太りやすいのはこういった要因も関係しています。

 

遺伝的に痩せ型でも太ることは可能

ここまで痩せ型と遺伝の関係について説明しましたが、遺伝的に太りにくいと言っても、一生太れないなんてことはありません。

 

「肥満の原因は3割が遺伝・7割が生活習慣」と言われており、遺伝による影響はそこまで大きいものではありません

これはガリガリ体型にも当てはまります。

 

多少太りにくいかもしれませんが、遺伝による痩せは後天的な努力で改善していくことが十分可能です。

 

特に痩せ型の人が目を向けるべき事は栄養吸収力の低さです。

 

痩せ型の人は体内の消化酵素の分泌量が少ないため、食べ物を消化(分解)して栄養を吸収する力が非常に弱いです。

 

例えば、脂肪たっぷりの牛肉を食べても、消化酵素によって脂肪を吸収しやすい形に消化することができなければ、体内に吸収されず脂肪として蓄積されません。

 

つまり、消化酵素の分泌能力という、遺伝以外の要素も太れない事と大きく関係しています。

 

これは遺伝で太りにくい事よりもずっと重要な要素なので、どう改善していくかが太るために重要となります。

 

太れない体質の人が太るには?

前述の通り、太るためには摂取カロリー>消費カロリーになることが大前提。

1日だけ摂取カロリーが上回れば良いわけではなく、毎日これを継続する必要があります。

 

それが継続できた時にはじめて体重は増えやすくなります。

 

毎日細かくカロリー計算をするのは面倒くさいので、1日3食しっかり食べることを基本にしましょう。

 

ご飯も昨日より1口、2口多く食べることを意識していけば自然と食事量が増えて摂取カロリーも増やせます。

 

そして、より効率的に太るために欠かせないのが消化酵素

 

消化酵素の分泌量を増やして、食事から摂取した栄養素をしっかり吸収できるようにしていきます。

 

ただ、消化酵素の分泌量は自力で増やすことができません。

 

そこで、食品から酵素を取り入れることで消化酵素の少なさを補う必要があります。

 

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まとめ

今回はガリガリ体型と遺伝の関連性について紹介しました。

両親が肥満の場合は子供も太りやすく、両親が痩せ型の場合は子供も太りにくい傾向がある

肥満遺伝子によって、太りやすいのか太りにくいのか決まる

ただし、遺伝が全てではなく、後天的な努力によって太ることは十分可能

太りたい人は摂取カロリー>消費カロリーを継続し、酵素を取り入れるのが効果的

 

「遺伝で自分は太れない」と太れない理由を探して諦めていてはいつまでもガリガリのままです。

 

太りやすい環境を整えることによって体質を改善していくことは十分可能なので、諦めずに体重を増やしていきましょう!

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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