男性の多くは年齢を重ねるとお腹ぽっこりのいわゆる「ビール腹」の状態になりやすいです。
ですが、年齢を重ねても全く太れないという人も存在します。
「30代になれば太れるのでは?」と思っていた痩せ型の人にとっては期待外れでしょう。
そこで今回は30代男性の太り方についてご紹介します。
30代男性が太れない理由
一般的に30代はどんどん太りやすくなる年頃です。
これは基礎代謝が落ちるためですね。
基礎代謝は生命維持のために消費されるカロリーのことで、10代をピークに下降の一途を辿ります。
これは1日の消費カロリーが少なくなることを意味するので、若い頃と同様の食事量であれば太りやすくなるわけです。
では、なぜ30代になっても太ることができないのでしょうか?
これは様々な理由が考えられますが、「ストレス」「酵素量の低下」が挙げられます。
「ストレス」
多少のストレスは生きていく上で必要な事ですし問題はありませんが、自分の許容範囲を超えるストレスを抱え込んでいる場合は要注意です。
ストレスを抱えすぎると食欲不振になり、内臓の消化機能も低下するため食事量が減りやすくなります。
仕事面で言うと、30代は中間管理職として部下と上司の板挟みになることが多いです。
中間管理職は、
- 指示「上司⇒中間管理職⇒部下」
- 報告「部下⇒中間管理職⇒上司」
という流れになりますが、自分勝手なお互いの意見を上手にまとめなければなりません。
また、
- 上司が仕事をしない・できない
- 無茶なタスクを課せられる
- 上司のプレッシャーに耐えられない
- 部下のフォローで自分の仕事ができない
- 部下の教育に時間がかかる
- 部下同士の仲が悪い
こういったことは日常茶飯事で仕事内での人間関係は過度なストレスを招く原因になります。
更に20代の頃のような体力もなくなってくるので肉体的にも追い込まれます。
ストレスを溜めないようにするためには自分を追い込みすぎず、定時で帰る時は帰り、休日は趣味に勤しんでリフレッシュすることが大切でしょう。
⇒瞑想はストレスに強くなる!ストレス解消に効果がある理由とは?
「酵素量の低下」
食べ物を消化する際に重要な役割を担うのが酵素です。
酵素が消化をサポートすることで体内に入った食べ物を栄養として吸収することができます。
これができないといくら食べても未消化のまま体外に排泄されて、体重増加にも反映されないことになります。
なので、体内の酵素量を増やすことが大切ですが、残念ながら酵素は加齢とともに減少します。
特に痩せ型体質の人は生まれつき体内の酵素量が少ないので、いくらたくさん食べても「消化できないために太れない」という状態に陥りやすいです。
30代男性が太るには?
まずどんなに忙しくても朝食は絶対食べるようにしましょう。
起床時は体のエネルギーが不足している状態です。
ここで何も食べずに出勤してしまうと体はエネルギーを満たそうと筋肉や脂肪を分解してエネルギーに替えようとします。
するとますます痩せ細った体付きになってしまい一向に太ることができません。
単純に1日の摂取カロリーが減ってしまう意味でも問題です。
⇒太りたい人の朝食簡単おすすめメニュー!栄養やカロリーも大切!
次にランチはカロリー摂取の絶好のチャンスです。
栄養に偏りが出ると太れないので定食など栄養バランスに優れたメニューをしっかり食べたいところです。
「うどん1杯」「ラーメン1杯」だけだと必要な栄養が不足してしまいます。
うどんを食べる時はわかめなどの海藻やお肉を乗せたり、トッピングに工夫を持たすようにしましょう。
ラーメンも野菜盛りが良いですね。
既婚者の方は奥さんの愛妻弁当を食べる事も多いでしょう。
弁当の場合は奥さんが栄養バランスを考えてお弁当作りをしている事と思います。
ただ、弁当箱の容量が小さいと摂取できるカロリー量が少なくなってしまいます。
弁当箱の容量は1食に必要なエネルギーと同じとも言われています。
30代男性の場合は1食で800kacl以上は摂取したいところです。
なので、800ml以上の弁当箱で昼食を食べるのが理想的です。
もちろんいつも朝早起きして弁当を作ってくれる奥さんに対しての感謝の気持ちを述べることも大切ですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
⇒【ガリガリ体型向け】筋トレの始め方!普通体型になるまでのやり方を解説します