一般的にパスタは太る料理として知られており、体重を落としたいダイエッターの人からは目の敵にされています。
しかし、その美味しさゆえについ食べたくなってしまう人気料理です。
これは裏を返すと太りたい人にとっては「太れて美味しい」という凄くありがたい料理であると言えます。
では、実際にパスタを食べると太れるのでしょうか?
今回はパスタで太れるのか、太りたい人におすすめのパスタソースについて書きたいと思います。
パスタを食べると太れる?
小麦粉から作られるパスタは炭水化物(糖質)が豊富な食べ物として知られています。
炭水化物抜きダイエットという方法がある通り、炭水化物は脂肪がつきやすく太る栄養素なので太りたい人は積極的に取り入れたい栄養素です。
「パスタは太りやすい」という定説が世に広まっているのは、この炭水化物が要因です。
ですが、パスタに含まれる炭水化物は意外と太りにくいです。
これはGI値が大きく関係しています。
GI値は血糖値の上昇率を現すもので、GI値が高ければ高いほど食べた時に血糖値が上がりやすくなります。
食事中に血糖値が上昇すると体はインスリンを分泌して血糖値の上昇を抑えようとします。
このインスリンは脂肪を作るホルモンなので、たくさん分泌されれば体に脂肪を溜め込んで太りやすくなります。
つまり、GI値が高いほど太りやすく、GI値が低いほど太りにくいということが言えます。
炭水化物が豊富な食べ物は米・パン・麺・じゃがいもなど主食になるものが多いですが、パスタはこの中でも血糖値が低い食べ物に分類されます。
炭水化物が豊富な食べ物のGI値
- あんぱん:95
- フランスパン:93
- 食パン:91
- うどん:85
- もち:85
- 白米:81
- ラーメン:73
- パスタ:65
- そば:59
- 玄米:55
- 春雨:26
調理方法によってGI値も変化しますが、基本的には白米や食パンの方がGI値は高いです。
朝食は食パン、昼食・夕食は白米を主食にするのが太りたい人にはベストかなと思います。
太りたい人におすすめのパスタソース
炭水化物の中で太りにくいとは言っても、食べれば痩せるわけではありません。
しっかり食べて1日の摂取カロリーを稼ぐことができれば、当然太りやすくなります。
それにパスタを無性に食べたくなることはあるはずです。
そこで太りたい人におすすめのパスタを紹介します。
カルボナーラ
クリーミーな味わいが特徴的なカルボナーラ。
一皿でおよそ740kcalほどあります。
ベーコン、生クリーム、バターなどが使われており、脂質が豊富です。
この脂質は炭水化物同様に太りやすい栄養素です。
また卵からは良質なタンパク質を摂取することができます。
ミートソース
次におすすめなのがミートソースパスタです。
一皿でおよそ710kcalほどあります。
ミートソースはトマト、玉ねぎ、にんじんなどの野菜が多く使われています。
またひき肉もあるのでタンパク質もあります。
まとめ
今回はパスタは太りやすいのか、おすすめのパスタソースについて紹介しました。
パスタを食べる時は一品料理になることが結構多いですが、パスタだけでは1食のカロリー量が少なくなります。
そこでスープ・サラダ・果物などおかずの数を増やして1食の総カロリーを増やしましょう。
そうすることで栄養バランスも良くなり、健康的に太っていくことが可能です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
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