日本の国技の相撲。
大柄の力士が豪快にぶつかり合う姿は迫力満点ですよね。
そこで気になるのが太り方!
どのような食事を取ればあの体型になることができるのでしょうか?
そこで今回は力士が太り方について紹介します。
力士の食事方法について知れば痩せ型体質の人も何か参考になるかもしれません。
力士の太り方
力士はどのようにしてあの体つきを手に入れているのでしょうか。
食事量や食事回数、カロリー摂取量を見ていきましょう。
食事量
相撲取りは1食につきおよそ4000kcalほど摂取しています。
成人男性の1日の摂取カロリーは3000kcalほど。
たった1食で軽く超えていきます。
力士の食事といえばちゃんこ鍋ですね。
ちゃんこは肉や魚、野菜、きのこ、豆腐など具材のバリエーションが豊富で栄養バランスに優れています。
このちゃんこ鍋を中心にチキンやパスタ、カレー、納豆、サラダなどがおかずとしてあることも多いです。
これにどんぶり3杯分の白米を食べています。
焼肉は1人で10人前を余裕でたいらげるそうです。
ちなみに力士の方は鶏料理を食べることが多いそうです。
これは鶏が手をつかないということで、相撲界では縁起の良い食べ物とされています。
なので、ちゃんこのつくねは大体鶏団子であることが多いです。
1日2食
力士は基本的に以下のスケジュールで1日を過ごしています。
1日のスケジュール
- 起床
- 稽古
- 昼食
- 自由時間(昼寝、掃除、トレーニングなど)
- 夕食
- 自由時間
- 就寝
このスケジュールを見て分かる通り、1日2食。
前述の通り、1食で4000kcalを摂取しているので1日およそ8000kcalは摂取していることになります。
そして気になるのが朝食を抜く理由。
これは何も食べない状態でトレーニングをして極限まで空腹感を高めることで食べ物の消化吸収率が高まり脂肪になりやすくなるからです。
昼食と夕食にこれでもかと食べることでどんどん脂肪になっていくんですね。
痩せ型で太れない人は胃腸が弱く、食べ物を消化吸収しにくい傾向にあるので、この食事法は一見良さそうにも感じます。
痩せ型体質にはおすすめできない
しかし、この食事法は痩せ型体質の人にはおすすめできません。
何故かと言うと、痩せ型の人はシンプルに食事量が少ないからです。
力士の4分の1程度しか摂取できない人もいるでしょう。
そのため1日2食では必要な摂取カロリーを満たすことができません。
前提として太るためには摂取カロリー>消費カロリーが原則です。
1日に消費するカロリーを食事で満たすことで余った分が脂肪になっていきます。
これができないのに朝食を抜いてしまえば慢性的なエネルギー不足になりやすいです。
そしてエネルギー不足になれば体は他のものからエネルギーを代替しようとします。
この時、主に筋肉を分解することでエネルギーに変えます。
なので、1食の食事量が少ない痩せ型体質の人が相撲取りと同じ食事法をしてもますます痩せやすくなるだけです。
まとめ
今回は力士(相撲取り)の太り方について紹介しました。
- 1日2食で1食につき4000kcalほど食べている
- 朝食を抜くことで脂肪を溜めやすくしている
力士は一度の食事で信じられないほどのカロリーを摂取しており、痩せ型体質の人が同様の食事法で太ろうとするには無理があります。
痩せ型の人が太る方法はこちらを参考にして下さい。
痩せすぎの人が太る方法を端的にまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
痩せすぎ男性と女性に起こる病気と症状!食べてるのに痩せるのは危険?