市民ランナーとして期待を集める川内優輝選手。
川内選手は他のランナーよりも少し太り気味な印象があります。
そこで今回は川内選手の体重と体脂肪率を調べてみました。
川内優輝の体重
川内選手は体重62kg、身長175cmです。
BMIで計算してみると
62(kg)÷{1.75(m)×1.75(m)}=20.2
となります。
マラソン選手の場合、BMIは18~19台が多いので20は少し意外です。
適正体重はBMI22なので一般的に見ればまだ細いと言えますが、マラソン選手としては若干太めと言えるかもしれません。
他の選手のBMIはこちらにまとめています。
体脂肪率
川内選手の現在の体脂肪率ですが、正確なデータはありませんでした。
8%という情報もあります。
しかし、以前は10%もありました。
これはマラソン選手にしては高すぎる数字で世界のトップランナーは体脂肪率3%前後を維持しています。
たしかに周りのランナーと比較して見ても川内選手の体型は少し太っているようにも感じます。
通常、体脂肪があると体が重くなるので走るペースは遅くなります。
しかし、川内選手の場合は世界と戦うことができています。
これには彼の心肺機能が関係しており、最大酸素摂取量はなんと1kgにつき82mlもあります。
この数字は世界記録保持者のパトリック・マカウ選手と同じ数値であるというからなお驚きです。
ちなみに最大酸素摂取量とは体重1kgに対して1分間にどれだけの酸素を吸い込むことができるかを表したものです。
一般人は30ml、日本のトップランナーは70mlとなっています。
なので、川内選手は他の選手よりも酸素を吸える分、たくさんエネルギーを生み出せるので息切れすることなく走ることができます。
川内選手は終盤にめちゃくちゃ強いですが、その所以は最大酸素摂取量の多さにあるのかもしれません。
川内優輝の食生活は?
以前の川内選手はマラソン選手として型破りな食生活を送っていました。
普通のマラソン選手はトレーナーがついて食事メニューも管理するのが一般的。
しかし、川内選手の場合、食事制限をすると逆に調子を落としてしまうので食事を管理することもなくとにかく好きな物を食べるというのです。
食べたい時に食べたいものを食べて、その分走るというマラソン界では非常識とも言える食事法で日本代表にも選ばれました。
トレーニング後に立ち寄ったお店で肉ぶっかけうどん(大盛り)・カツ丼セットを頼む姿やデカ盛りラーメンを楽々と平らげる姿も放送されていました。
レースの前日の夜にカレーを大量に食べることもあったそうです。笑
しかし、ここ数年は夜の炭水化物を控えたり、ドリンクの成分を見直すなど以前の川内選手からは考えられないほど食事に気を使っています。
好きなラーメン、カレーも時間を選んで食べることで好きなものを食べながら痩せていくという新たな発見もあったようでここ数年で2~3kgの減量に成功しています。
その成果もあってか今なお成長中で国内、海外の大会でも優勝するなど実業団選手顔負けの実力を示しています。
昨年12月の福岡国際マラソンでも日本人最高位の3位になりロンドン世界陸上のメンバーに選出されました。
まとめ
川内優輝の体重は62kg、BMIは20.2
体脂肪率は世界の選手に比べると高め
川内選手はロンドン世界陸上を最後の代表の舞台と位置づけておりその舞台でどんな活躍を見せてくれるのか大注目です。
追記:8月のロンドン世界陸上後、リバウンドして現在は体重66キロ、体脂肪率13.2%のようです。
マラソン選手の体型が細い理由はこちらにまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。