着るだけでムキムキになれると評判の加圧シャツ。
体を加圧して締め付けることでトレーニング状態を意図的に作るものです。
一般的に太っている人が体を絞るために使用するイメージがありますが、着るだけでムキムキになれるのであればガリガリの人でも効果がありそうな気もします。
そこで今回は加圧シャツがガリガリの人にもおすすめなのか書きたいと思います。
加圧シャツはガリガリにも効果ある?
加圧シャツが紹介されているサイトを見ると、前述の通り「着るだけでムキムキになれる」みたいな事が書かれています。
しかし、残念ながら着るだけで筋肉が大きくなることはまずありえません。
筋肉は筋トレで筋繊維を破壊する作業と栄養補給・休息で回復させる作業を繰り返すことで大きくなっていきます。
いわゆる破壊と超回復というやつですね。
この超回復が筋肉を発達させるために重要なポイント。
超回復する際はただ元の筋繊維の状態に戻るだけではありません。
前回受けた筋トレの刺激に耐えようと働いて強く逞しい筋肉になろうとします。
要するに筋肉はドラゴンボールのサイヤ人と同じメカニズムで強くなります。笑
限界まで追い込まれるほどパワーアップします。
そして加圧シャツを着ただけではあくまで日常の動作の負荷を高めるにすぎません。
日常の動作とは、
- ドアを開ける
- 荷物を持つ
- 物を取る
- 階段の昇り降り
などですね。
こういった何気ない動作はそもそも筋肉をあまり必要としません。
加圧シャツを着たところで筋トレと同じくらいの負荷が筋肉にかかることはまずないです。
なので、着ただけでバキバキになるという期待は持たない方が良いです。
もちろん筋トレをする時に使えば元々の負荷が大きいので効果があります。
痩せすぎでもおすすめの人は?
着ていただけではバキバキにならないことは分かりましたが、必ずしも痩せすぎな人におすすめできないわけではありません。
特徴によって加圧シャツを着ることで大きな効果を得られる場合もあります。
主に以下の痩せすぎの人にはおすすめです。
筋トレの刺激に慣れた人
腕立て伏せやクランチ(腹筋)などの自重トレは鍛えていくごとに筋肉が刺激に慣れてきます。
負荷が軽いトレーニングなので、どうしても物足りなくなってくるんですね。
筋トレは1セット12回ほどで限界がくる内容が理想的とされています。
そのため1セットで40~50回もできるようになってくると、筋肉は発達しにくくなるので効率性が下がります。
全くやらないよりは効果がありますが。
そこで加圧シャツを着ることで、自重でも比較的負荷の大きいトレーニングを実現することができます。
注意点として、加圧シャツはスピーディーで激しいトレーニングには不向きです。
こういったトレーニングは加圧シャツに大きな負担をかけ、破れてダメになる可能性もあります。
加圧シャツを着てトレーニングする際はできるだけゆっくり体を動かすことを心掛けましょう。
例えば腕立て伏せをやる時は1回1回筋肉への刺激を確かめるようにゆっくり上下動させます。
また、ダンベルなどの器具やジムのマシンを使う場合、加圧シャツは使えないです。
高負荷で激しいトレーニングなので、加圧シャツに負担がかかりダメになってしまうことがあります。
なので、ジムで鍛えることが多い人は加圧シャツはあまり必要ないですね。
もちろんジムに通いつつ、行けない日は加圧シャツを着て自重トレをするのもありですね。
まとめ
今回は加圧シャツがガリガリの人におすすめなのかについて紹介しました。
- 加圧シャツを着ただけではバキバキにならない
痩せすぎの人が太る方法についてはこちらにまとめています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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