ガリガリ体型の人は細すぎる自分に思い悩む人もいますが、中には自分がガリガリであることに無自覚な人もいます。
それどころか自分は筋肉質だと勘違いしている人も多いです。
まあかつての僕なのですが。笑
今回はなぜガリガリの人は勘違いしやすいのかについて書きたいと思います。
筋肉質に見えて貧相
腹筋が割れていたり、体脂肪率が一桁台であることから自分は細マッチョだと勘違いしている人は多いです。
特に自称細マッチョの場合、腹筋が割れていることを自慢する人が多い傾向にあります。
たしかにそういう人の体を見ると筋肉が浮き出て硬く見えます。
しかし、これは本来必要な肉が削ぎ落とされて筋肉組織が浮き彫りになっただけです。
実はもともと筋肉の組織として腹筋は割れており、脂肪が上からつくことでぽっこりして見えるわけです。
なので、脂肪を削ぎ落とせば誰でも腹筋は割れて見えます。
アスリートのように何も鍛えていないのに体脂肪率が一桁台ということは栄養失調に近い体と言うことができ、決して細マッチョではありません。
たとえ腹筋が割れていても体つきが細すぎであれば、その人はガリガリ体型であると言えます。
自分を客観視できていない
少し鍛えただけでマッチョになった気でいる人も多いです。
多いというか高校時代の僕です。笑
高校生の頃、とにかく腕の力を強くしたいと思い、毎日ハンドグリップを握っていました。
自分の中ではだいぶ太くなったと勘違いして友達に見せびらかしたのですが、今思うとかなり気まずい雰囲気でしたね。笑
「ひょろひょろのくせになに自慢してんだよ」と思われていたと思います。笑
腕相撲が強い
極稀にですが、ガリガリ体型でも腕相撲が強い人がいます。
腕相撲というと力自慢のイメージがありますよね。
そのため、腕相撲が強いガリガリ体型の人は周りからガリガリだと指摘されてもピンと来ません。
しかし、腕相撲は特殊な種目で筋トレでムキムキの人が絶対強いとは言い切れません。
上腕二頭筋(力こぶ)の部分が発達していればしているほど強いイメージがありますが、この部分はそこまで重要ではないです。
どちらかといえば、握力や前腕の腕とう骨筋が強い力を発揮します。
腕とう骨筋は前腕の外側にあり、親指の根本から肘のあたりまである細長い筋肉です。
テニスなど常日頃から握力や前腕の腕とう骨筋を使う人は腕相撲が強い人が多いです。
女性でも日常的に家事や子育てなどをする人はこの部位が鍛えられており、意外とマッチョな男性より強かったりします。
またテクニックや駆け引きの上手さで勝敗が決まることもあります。
なので、「腕相撲が強い=筋肉質」が必ずしも成立するわけではないです。
百獣の王・武井壮さんも腕相撲だけはあまり得意ではないとテレビで発言していました。
それだけ普通の筋トレをしただけでは大きな効果を期待できないんですね。
興味がない人もいる
中には勘違いしているわけではなく、そもそも自分がガリガリかどうかに興味がない人もいます。
男の社会はやはり力がある人間が強いですから、ガリガリの人間は馬鹿にされやすいです。
しかし、そんな中でも彼らは自分に自信があって本当に堂々としています。
僕は自分がガリガリだと自覚してからはずっと恥ずかしいと思って生きてきたので彼らがめちゃくちゃ羨ましいです。
まあそういうタイプの人は基本的にイケメンの人が多いので、嫉妬の気持ちも強いです。笑
まとめ
ガリガリ体型の克服はまず自分の体型がガリガリであることを認めるところから始まります。
認めた上でこれまでで良いと思えばそれで良いと思いますし、体重を増やしたいと思えば健康的に太っていきましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました。
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脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります。
筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!
⇒【ガリガリ体型向け】筋トレの始め方!普通体型になるまでのやり方を解説します