最近肩こりがひどくて悩んでいる…。
原因は様々ありますが、もしかするとその原因は痩せすぎにあるかもしれません。
今回はなぜ痩せすぎは肩が凝るのか書きたいと思います。
また肩こりの解消法についても紹介していきます。
痩せすぎは肩こりになりやすい!原因は?
なぜ痩せすぎだと肩こりになりやすいのでしょうか。
これは筋肉量が少ないことが原因で起こります。
首や肩の筋肉は重い頭や腕を支える役割を担っています。
具体的には僧帽筋と呼ばれる場所で、首・肩周りから背中にまで広がる筋肉です。
しかし、痩せ型の人はそこの筋力が足りないため、
その重さに耐えきれず筋肉が疲弊し発症してしまいます。
常に筋肉が緊張しちゃっているんですね。
重さによって姿勢が前かがみになり血流が悪化するのも原因でしょう。
これに限らず厚手の洋服を着る時や、カバンを背負っている時、
重い荷物を持った時にも筋力が弱いため、引き起こしてしまいます。
このように普通の体型の人であれば疲労を感じにくい事でも痩せ型の体には大きな負担となります。
筋力不足による肩こりは女性に特に多いです。
悪化すれば頭痛やめまいも誘発しやすくなりますし、精神的なストレスも溜まりやすくなり健康に悪いです。
なので、できるだけ早く解消していく必要があります。
ちなみに痩せすぎの他に
- 姿勢の悪さ、長時間同じ姿勢
- 歯のかみ合わせ
- 眼精疲労
- ストレス
なども肩がこる原因になります。
これらはちょっとした意識づけで対応しやすいですが、痩せすぎを治すのはなかなか大変な事です。
僧帽筋を鍛えて肩こり解消
先程説明した通り僧帽筋が弱いことが肩こりの原因なのでここを鍛えていくと解消に繋がります。
女性は筋トレに抵抗を感じる人が多いと思いますが、男性のようにムキムキになることはまずないです。
また僧帽筋を鍛えることで顔のたるみを解消することもできますよ。
筋トレを始めた当初は筋肉痛になるので余計にだるく感じますが、継続して慣れてくれば筋肉は強くなっていきます。
ジムで鍛えるとより効果的ですが、今回は自宅でできるトレーニング方法を紹介したいと思います。
タオルローイング
- 床にうつ伏せになる
- 上半身を少し起こす
- タオルの両端を両手で持ち、前に出す
- タオルを胸の方へ引き寄せて元の位置に戻す
タオルローイングをする時は腰を反りすぎないように注意。
腰痛の原因にもなりますので。
1セット20回を2~3セットやります。
胸へ引き寄せた時に数秒キープするとより鍛えることができます。
また僧帽筋、肩甲骨辺りを意識しながら寄せる・戻すを繰り返すと効果が得られやすいです。
タオルプッシュアップ
タオルプッシュアップは腕を上に伸ばし肩まで下ろすを繰り返すシンプルなトレーニングです。
- タオルの両端を持ち肘を曲げた状態で肩の後ろに持ってくる
- 腕をやや後ろ斜め上に伸ばす
- 後ろ斜め下に引きながら肩まで戻す
- 以降これを繰り返し
1セット20回を目安に2~3セット。
ポイントしては真上、真下に下ろしすぎないこと。
後ろ斜めに上げ下げした方が肩周りを刺激しやすいです。
下ろす時は両肘をくっつける意識で下ろすと僧帽筋により刺激が伝わります。
ただ、そうすると腰が反りがちになります。
その場合は膝を少し曲げて下半身をどっしりさせるイメージを持つと腰が反りにくくなります。
アップライトローイング
こちらはチューブを使ったトレーニング方法になります。
- 両足を肩幅程度開く
- チューブの両端を持ち手の甲が前を向いた状態で握る
- 手は下ろした状態(太ももあたり)でチューブの中心を足で踏む
- 顎の下まで引き上げて下に戻す
- 以降これを繰り返し
1セット20回を目安に2~3セットやります。
ポイントとしては背中を真っ直ぐにすること。
つい腰が反りがちになるので注意です。
それと下ろす時はチューブの力に頼らずにゆっくりと下ろした方が効果的です。
筋肉を休ませることも大切なのでこれらのトレーニングは1日~2日おきにやると良いです。
まとめ
痩せすぎによる肩こりは僧帽筋の筋力が足りないことが原因
僧帽筋を鍛えるにはタオルローイング・プッシュアップ、アップライトローイングがおすすめ
ちなみに肩揉みなどのマッサージは、一時的な効果はありますが、慢性的な肩こり解消には繋がりません。
根本的な原因としっかり向き合うことが解消に繋がります。
その他、痩せすぎに起こる主な症状をまとめてみました。
気になっている体の不調は痩せすぎが原因かもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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