「旦那が最近痩せてきた」
「親戚や知人から心配される」
夫が痩せていると不健康な気がしますし、どうにか太ってほしいと思う方も多いのではないでしょうか?
太るためにはいつも振る舞う食事が重要になるわけですが、
とはいえ、太らせるためにどんな食事が良いのか分かりませんよね。
そこで今回は痩せすぎな旦那を太らせる食事について書きたいと思います。
無理強いはしない
まず、旦那が痩せすぎだからといって、無理強いするのはよくありません。
生まれた頃から痩せ型で、特に体調も悪いわけではなく、食事量も極端に少ないわけではない。
そして何より本人が別に太りたいと思っていない場合は、「太ったほうが良いよ」と言っても不愉快に感じるかもしれません、
一方で、
●最近急激に痩せてきた
●医師からもう少し太った方が良いと言われた
●本人も太りたいと悩んでいる
こういう場合は、食生活を改善して太らせる必要があるのかなと思います。
旦那を太らせる食事
太らせたいからといって、高カロリーな物ばかり揃えたり、肉料理ばかり用意するのは、よくありません。
痩せ型の人は胃が弱く、消化も苦手。
そしてこれが太ることができない大きな原因です。
いくら食べても消化して吸収することができなければ、カロリーとして摂取したことにはならないので。
つまり、太らせるために意識したいことは、旦那さんの消化吸収を良くすることです。
消化吸収を高めるために重要な役割を担うのが酵素。
酵素は人間が健康に過ごすため、体の中で色んな仕事をしてくれるのですが、その一つに食べ物の消化を促す作用があります。
具体的に言うと、唾液や膵液、胃液など消化液から分泌される酵素が食べ物を消化・分解します。
この酵素を消化酵素と言います。
この消化酵素によって分解できた食べ物だけが小腸で栄養として体内に吸収されます。
しかし、
痩せ型で太れない人は体内で作り出せる酵素の数が極端に少ないです。
そして、
消化酵素は食べ物を消化する度に消費されてしまうので、体の外から酵素を取り入れて体内の酵素量を増やさなければなりません。
そこで、おすすめなのが食物酵素という食物に含まれる酵素です。
食事中に食物酵素を取り入れることで、消化力が高まり、栄養が吸収されやすくなるので、太るための体作りを実現できます。
食物酵素は全ての食材に同じ量だけ入っているわけではなく、含有量には違いがあります。
以下、おすすめの食材を紹介するので参考にしてみて下さい。
大根おろし
生野菜には食物酵素が豊富に含まれていますが、
焼き魚を食べる時に欠かせない大根おろしは、特に豊富。

すりおろした状態の大根は、細胞膜が破壊されたことで溢れ出た酵素が活性化されるため、通常の2倍ほどの酵素量を摂取できると言われています。
大根に含まれる食物酵素は、
●炭水化物を分解するアミラーゼ
●脂質を分解するリパーゼ
●タンパク質を分解するプロテアーゼ
などが含まれています。
魚はタンパク質が豊富な食品ですが、焼き魚から摂取したタンパク質をしっかり分解して栄養にしてくれます。
焼き魚以外にも天ぷらや、とんかつ、ハンバーグ、牛丼などはおろしポン酢で食べると美味しく、大根おろしは主菜との相性が抜群です。
※主菜は食事のメインとなる料理のことで、肉・魚・卵などタンパク質が豊富な食べ物が主です。
ただし、すりおろしてから時間が経つにつれて、酵素は失われていくので、食べる直前にすりおろすことが大切です。
ちなみに他の生野菜で言うと、きゅうり、レタス、にんじん、トマト、パセリ、小松菜 などに含まれているので、サラダにすると良いですね。
お刺身
魚にも酵素はたっぷり含まれています。
ただ、加熱調理を加えると酵素はなくなってしまうため、生のお刺身がおすすめです。

スーパーで刺身の盛り合わせを購入すれば、料理をしない人でも手軽に食べることができます。
刺身と一緒についてくる大根つまも欠かさず食べたいところですね。
漬物・納豆・チーズ・ヨーグルト

一見、共通点がなさそうですが、これらは発酵食品です。
発酵食品は酵素を多く含む食品として、長い間食べ続けられており、調理の手間がかからないのが魅力です。
しかも比較的、日持ちも良いので、毎日少量をコツコツ食べることができます。
果物
果物の中では、パイナップル、マンゴー、キウイ、パパイヤなどに豊富に含まれています。

カットした果物をヨーグルトに混ぜるフルーツヨーグルトとして食べると、酵素をたっぷり取り入れることができますね。
とはいえ、果物は果糖が含まれており、食べ過ぎは糖尿病になる恐れもあるので注意しましょう。
これらをメニューに組み入れつつ、栄養バランスに優れた食事が理想的です。
食事例
- ご飯
- 和風おろしハンバーグ(ハンバーグ、大根おろし、ポン酢ソース、大葉)
- サラダ(レタス、きゅうり、トマト、にんじん)
- 納豆orキムチ
- 漬物
- スープ(きのこ類、海藻類など)
- キウイ
ちなみにビタミン・ミネラルは補酵素として、酵素の働きを最大限に助ける働きがあるので、そういう意味でも野菜や果物を取ることは重要です。
あときのこ類や海藻類もビタミン・ミネラルが豊富なので、意識的に料理に取り入れると良いですね。
まとめ
今回は旦那を太らせる方法について書きました。
●痩せ型だからといって、望んでもないのに太らせるのは良くない
●消化に時間がかかる物ばかりを食べさせると、胃に負担をかけ、結果的に全体の食事量が減ってしまう
●消化吸収を高めることが最も大事
●酵素が豊富な食べ物を料理に取り入れながら、栄養バランスに優れた食事メニューを組む
最後になりますが、旦那さんにたくさん食べてもらうには、できたてがおすすめです。
特に加熱調理する料理ですね。
作り置きはレンジで温めたとしても、どうしても味が落ちてしまいます。
残業で帰宅が遅くなる時とかは、難しいかもしれませんが、極力できたてのものを食べさせてあげましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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