太れる飲み物を紹介!太りたい人におすすめは何?

太りたい人の中には飲み物を意識する人も多いと思います。

 

何かを飲んで劇的に太るわけではありませんが、太れる物と太りにくい物は存在します。

 

太れると思って飲んでいたものが実は太りにくくしているということもあります。

 

今回は太れる飲み物、また太りにくい飲み物について紹介したいと思います。

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主な飲み物のカロリー一覧

まず、それぞれの飲み物のカロリーを見ていきましょう。

 

これはあくまで目安としての数値です。

お店によって違いがあると思うので、参考程度に確認してみて下さい。

 

飲み物 カロリー
バニラシェイク 210kcal
生ビール 202kcal
カシスオレンジ 182kcal
ジントニック 174kcal
ココア 144kcal
牛乳 121kcal
豆乳 117kcal
メロンソーダ 101kcal
グレープジュース 98kcal
梅酒ロック 95kcal
マッコリ 90kcal
ワイン 90kcal
カルピス 89kcal
コーラ 83kcal
甘酒 80kcal
アップルジュース 77kcal
オレンジジュース 76kcal
サイダー 74kcal
ジンジャーエール 74kcal
ウイスキー 69kcal
アイスコーヒー 48kcal
アイスミルクティー 48kcal
アイスティー 28kcal
青汁 10kcal
抹茶 9kcal
ホットコーヒー 6kcal
麦茶 2kcal
紅茶 2kcal
緑茶 2kcal
烏龍茶 0kcal

 

こんな感じですが、太るためにカロリーが高い飲み物が必ずしもおすすめというわけではありません。

 

栄養面や内蔵への負担度など、カロリーとは違う観点から検証することも重要になります。

 

太れる飲み物

では、太りたい人におすすめの飲み物をいくつか紹介します。

 

太るのにおすすめとはいえ、飲み過ぎは逆効果です。

適度に飲めば効果的ということを念頭に置いて参考にしてみて下さい。

 

甘酒

甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど健康的な飲み物として知られていますが、太りたい人にも効果的な飲み物です。

 

実際に、ビタミンBやアミノ酸などが含まれており、疲労回復にも高い効果を発揮します。

 

また、米麹の甘酒には米が分解されてできるブドウ糖が豊富に含まれています。

 

ブドウ糖は糖質の最小単位で体内で体脂肪になったり、脳を正常に働かせる役割などがあります。

 

本来だと、体の中で糖質をブドウ糖に分解してから、吸収され、全身に送り届けられます。

 

ですが、甘酒はあらかじめブドウ糖に分解されているため、体内で分解する手間がかかりません。

 

そのため、腸内で吸収されやすく、効率的にカロリーを稼ぐことができます。

 

とはいえ、ブドウ糖を吸収しやすいという事は、それだけ血糖値も上がりやすいので、飲み過ぎにはくれぐれも注意が必要です。

糖の過剰摂取は糖尿病の危険もあります。

 

コップ1杯程度の200mlが1日の目安です。

 

この他、甘酒には食物酵素が含まれており、食べ物の消化吸収を高めて太りやすい体質にしてくれます。

 

痩せ型の人は胃腸が弱く、栄養を吸収する力が弱いため、食物酵素は決して見逃すことができない成分です。

 

ただ、酵素は熱に弱い特徴があり、市販の甘酒は熱処理されているため、酵素が無くなっています。

 

よって、酵素の恩恵を受けたい場合は、生甘酒という加熱処理を一切行っていない甘酒が良いですね。

 

ビール

アルコールを飲む時はビールがおすすめ。

 

ビールなどアルコールのカロリーは「エンプティカロリー」と言われる事があります。

 

エンプティは「空っぽ」という意味なので、カロリーとして蓄積されないと思っている人もいますがこれは間違いです。

 

たしかにアルコールはカロリーとして体内に蓄積されにくいです。

 

何故かと言うと、お酒が体内に入るとアルコールが優先的に分解されるからです。

 

この時、他の食べ物の消化は後回しにされるので食事のカロリーが残りやすくなります。

 

もう少し掘り下げると、

太るということは摂取カロリー>消費カロリーの構図になっているということです。

 

1日の運動量・基礎代謝からなる消費カロリーを上回るカロリーを食事で摂取することで太りやすくなるんですね。

 

アルコールが優先して分解されるということはアルコールのカロリーは消費カロリー分に割り当てられていることになります。

 

更にビールの炭酸ガスや苦味成分は胃を刺激して食欲を促進するのです。

 

「今日はなんとなく食べるのが億劫」「夏バテで食欲がわかない」そんな時にビールを飲めば、食欲がわいてたくさん食べられるようになることもあります。

 

ただし、太りたいからといってビールを毎日飲みまくるのは間違った増量法です。

 

飲み過ぎは肝臓に大きな負担をかけ健康によろしくありません。

 

飲みの席で1~2杯飲む、ちょっと食欲が無い時に飲むなどタイミングを工夫しながら取り入れるのが正しい飲み方と言えます。

 

ちなみにビールのおつまみはポテトや唐揚げなどの揚げ物やピザなど高カロリーな食品を食べる事が多いと思いますが、痩せ型の人は胃腸が弱いので、こういった食品は消化不良を引き起こす原因になります。

 

ご飯物や魚料理、豆腐、サラダ、枝豆など比較的消化に良い物をおつまみとして選ぶと、消化不良を防ぎ体重が増えやすくなります。

 

牛乳

牛乳と言えば、カルシウムを代表にミネラルが豊富なイメージがありますが、炭水化物タンパク質脂質ビタミンBも含み栄養満点。

 

炭水化物や脂質は脂肪になり、タンパク質は筋肉の元になる栄養素。

そして、ビタミン・ミネラルは消化吸収をサポートする栄養素です。

 

太るための栄養素がほぼ詰まっているのが牛乳なんですね。

特にタンパク質・ビタミン・ミネラルは普段の食事で不足しがちですが、コップ1杯飲むことで、しっかりカバーすることが可能です。

 

また、牛乳のタンパク質は8割がカゼインで構成されています。

 

加熱すると消化が良くなるのがタンパク質の特徴ですが、カゼインは熱を加えなくても最初から消化しやすい構造になっています。

 

そのため、牛乳は非常に消化吸収に優れた飲み物であり、胃腸が弱く消化吸収が苦手な痩せ型の人にもおすすめと言えます。

 

ただし、人によってはお腹を下しやすい側面も持っているのが牛乳です。

 

牛乳などの乳製品には二糖類の「乳糖」が含まれています。

 

体内に入るとラクターゼという分解酵素によって、乳糖はブドウ糖とガラクトースに分解されます。

 

このラクターゼが少ない人は、乳糖を分解することができません。

 

すると腸内の乳糖濃度が高まって水分量が増えるため、下痢を引き起こしやすくなるのです。

 

腹痛や下痢になると食事量が低下する恐れもあるため、できれば避けたいところですよね。

 

そこで、お腹を下しやすい人は雪印メグミルクから販売されている「アカディ」がおすすめ。

アカディはお腹を下す原因になる乳糖をあらかじめ分解し、通常の約8割カットに成功

 

完全に乳糖を排除できてはいないので、絶対下痢にならないとは言い切れませんが、通常よりもお腹に優しい牛乳です。

 

味は牛乳っぽいコクはありませんが、さっぱりしていて飲みやすい印象です。

 

年齢を重ねるに連れ、ラクターゼは減少し増やすことができないため、牛乳を飲みたいけど下痢に悩む方はぜひ試してみて下さい。

 

一応、牛乳を飲むタイミングとしては、運動(筋トレ)後寝る前がおすすめ。

 

牛乳には筋肉の回復に効くアミノ酸がたくさん含まれているため、運動後の栄養補給として効果的。

 

またタンパク質のカゼインは胃の中で一度固まり、ゆっくり確実に消化されていく特徴があります。

 

そのため、栄養を補給できなくなる寝る前に飲むことで、空腹感の軽減や睡眠時のエネルギー不足を防ぎやすくなります。(寝る1~2時間前の摂取が理想)

 

反対に満腹感で食事量が減ってしまうため、食事前の摂取はダメです。

 

それと、牛乳がいくら栄養満点とはいえ、飲み過ぎは厳禁。

脂質も含まれているため、飲み過ぎると脂質異常症になる心配もあります。

 

豆乳

牛乳だと腹痛が起きる場合におすすめなのが、豆乳です。

 

水に浸した大豆をすりつぶして、液体を絞った時に出る汁を濾したものが豆乳です。

 

つまり、豆乳は大豆が原料で、乳糖は含まれていないので、安心して飲むことができます。

 

また、大豆タンパク質や脂質、ビタミンB群、ビタミンE、大豆イソフラボン、オリゴ糖など多くの栄養を含む飲み物として知られています。

 

特に大豆タンパク質や大豆イソフラボン、オリゴ糖は痩せ型の人が太るために効果的な栄養素なので、詳しく紹介します。

 

まず、大豆タンパク質の特徴は吸収率が高く、牛乳のタンパク質よりも更に吸収速度が遅いところにあります。

 

そのため、睡眠時や仕事が忙しく長時間何も食べる事ができない時の栄養補給に効果的です。

 

次に大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンに似た働きを持っており、女性ホルモンが不足しがちな女性にはかなり効果的な成分です。

 

エストロゲンには乳腺の発達や脂肪をつきやすくする働きがあり、女性らしい丸みを帯びた体型を作りやすくしてくれます。

 

加齢や生活習慣の悪化によって、エストロゲンの分泌が減少してしまうこともあるので、これを大豆イソフラボンで補えば、ふっくらした体型を目指しやすくなります。

 

この大豆イソフラボンは腸内細菌によってエクオールという成分に変換されてから、エストロゲンに似た働きをするのですが、中にはエクオールを作りにくい体質の人もいます。

 

そういった場合は、

大豆食品(豆乳・豆腐・納豆など)を日常的に摂取する

食物繊維(野菜・海藻・こんにゃく)を摂取する

7~8時間睡眠時間を確保する

適度な運動を取り入れる

喫煙をしない

など普段の生活習慣を整えることが有効です。

 

体質によっては全く作れない事もあるので、自分がどのくらいエクオールを作れるのか検査を受けてみることも大切です。

 

そして、豆乳に含まれる大豆由来のオリゴ糖は、腸内環境を整える乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の栄養になります。

 

善玉菌を活性化することで、悪玉菌が減り、腸内環境が綺麗になります。

 

すると、普段の食事で摂取する栄養を吸収しやすくなるため、太りたい人にとっては効果的な成分です。

 

ちなみに豆乳は「豆乳飲料」「調整豆乳」「無調整豆乳」の3種類に分けられますが、おすすめは無調整豆乳です。

 

豆乳飲料と調整豆乳は飲みやすさはあるものの、砂糖や添加物が配合されており、健康面でマイナス。

 

一方、無調整豆乳は大豆と水しか使用しておらず、大豆本来の栄養成分をしっかり含んでいます。

 

飲みにくい点がデメリットですが、バナナなどのフルーツと混ぜたり、ココアと混ぜたり、はちみつを入れるなど飲み方を工夫すると美味しく飲むことができます。

 

1日あたりの摂取量は200mlを1杯程度が目安とされています。

 

太りにくい飲み物

最後に太りにくい物も紹介したいと思います。

 

あくまで太りにくいというだけで、健康的なメリットが多い場合もあります。

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緑茶

緑茶には「カテキン」が含まれています。

 

「カテキン」には脂肪の蓄積を防ぐ効果があり、効率的に脂肪を分解します。

 

とはいえ、緑茶を飲んだらガリガリに痩せ細るなんてことはありません。

 

あくまで、太る上で効果が低いというだけで、緑茶が好きな方は飲んでも全く問題ありません。

 

むしろ、

  • 抗酸化作用による老化防止(美肌効果)
  • 殺菌作用(虫歯、口臭、食中毒の予防)
  • 悪玉コレステロールの増加防止(動脈硬化、心筋梗塞の予防)

などメリットの方が大きいです。

 

グレープフルーツジュース

グレープフルーツは食べても太らない果物と言われています。

 

その理由として「ナリンギン」という苦味成分や「ヌートカトン」「リモネン」などの香り成分が関係しています。

 

「ナリンギン」は血中脂肪酸の分解や食欲抑制効果。

「ヌートカトン」「リモネン」には体内脂肪の燃焼を活発にする効果があります。

 

実際アメリカの研究ではグレープフルーツジュースを生活に取り入れたことで体重が減少したという成果も報告されています。

 

ちなみにグレープフルーツには貧血予防や疲労回復といった健康効果があります。

 

炭酸飲料

炭酸飲料は太っている人が飲むイメージが強いため太れそうな気もしますが、これはあくまで食事量が多いことが大前提にあります。

 

摂取カロリーが多い上に炭酸やお菓子を食べるから肥満体型になっているんですね。

 

なので、食事量が少ないのに炭酸飲料を浴びるように飲んでもあまり意味はありません。

 

むしろ、炭酸飲料には大量の砂糖が使われていたり、体に良い栄養素も含まれていないため、健康面を考えるとデメリットが大きいです。

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まとめ

今回は太りたい人におすすめの飲み物を紹介しましたが、一つの飲み物をたくさん飲めば太れるわけではありません。

 

最も重要なのは食べることで、飲み物はあくまで食事との相乗効果を狙うサブ的な役割として有効活用しましょう。

 

筋トレでも体作り
健康的に太るには脂肪と筋肉をバランス良くつけることが重要です。

脂肪細胞が少ない痩せ型の人は脂肪だけで太るとお腹ぽっこりになりやすいですし、筋肉をつけた方が外見上の変化が出やすいので、ガリガリ体型の印象を払拭しやすくなります

筋トレの始め方はこちらを参考にしてみてください!

【ガリガリ体型向け】筋トレの始め方!普通体型になるまでのやり方を解説します

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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